あらすじ
詳細
両親が破産し、失踪。雨宮千晴は一夜にして、すべてを失った。 銀行口座の残高は327円。崩れかけの家に住み、野草を食べ、靴は穴だらけ。 ある日、家に帰ると――浴槽の中に、傷だらけのキングコブラが横たわっていた。 千晴(心の声):「飼う余裕はないけど……死なせる気もない」 翌日、その蛇は人間に変わった。墨緑色の瞳をした美しい男が、バスタオル一枚で立っている。どこか無垢な表情で言った。 「俺は鷹取凛冬。助けてくれて、ありがとう」 千晴は無表情で尋ねる。 「料理、できる?」 「……少しなら」 「じゃあ、ここに残って。バイトして借金返済ね」 貧乏のどん底にいた千晴は、爬虫類館を開くことを決意する。 手続きでは嫌がらせを受け、同業者には悪評を流され、泥棒にも目をつけられる。 それでも、全部ひとりで背負った。 凛冬が手伝おうとすると、拒否。 投資しようとしても、拒否。 グループの力を使おうとしても、やっぱり拒否。 「私のことは、私が解決する」 凛冬(心の声):――どうしてこの人、こんなに自立してるんだ??? やがて千晴は、国際爬虫類学会史上最年少の顧問となる。 元婚約者の綾音は、彼女の一番のファンになり、こう言った。 「凛冬なんて、先生には釣り合いません!」 鷹取家当主が直々に訪ねてくる。 「君たちの交際を認めよう」 千晴は淡々と答えた。 「ご同意は不要です」 その横で凛冬は、全力でうなずく。 「そう!俺の奥さんの言う通り!」閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2026-01-09 11:28ネオ・デビューネオ・デビュー2026-01-08 18:31作者のひとりごと作者のひとりごと
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