ローリー・グローリーストーリー~八歳、神童、国家運営をする~
かくはる
異世界ファンタジー内政・領地経営
2024年07月09日
公開日
32.6万字
完結済
主人公、ローリーは八歳にして文武両道。生まれつきの特殊能力により、貴族社会で神童と評される美少年である。
彼は巨大な王国の貴族、モンテス家の正当な継承者となるため、騎士の通過儀礼を受ける。しかし、ローリーはその優しさゆえに儀式に失敗。居所であるモンテス城を、追われるように後にする。
親族の領地を任され、総督となったローリーは、その特殊能力「システム」を活用し、領地経営をこなしていく。
「システム」を少年に与えたのは誰か?謎はやがて明らかにされ、運命は、ローリーに人類の未来を左右する決断を迫るのだった…。
影のごとき老執事、忠実な騎士団の部下たち、貴族、メイド、そして冒険者やギャング。まっすぐな心を持つローリーと、彼を取り巻く人間達との心の交流が本作品の見どころである。
第1章 ローリー、巣立ちの時
第1話 神童、ローリー