主人公は、妹の聖女召喚に巻き込まれて異世界に渡った「おまけ」の兄・智雅。
妹と引き離されて酷な展開が待っているかと思いきや、温かな第二騎士団に導かれ、中でも頼もしい兄貴気質のクナルさんとの絆が深まっていきます!
獣人のクナルさん、感情表現が耳や尻尾に表れてて愛おしいですし、そんなクナルさんの護衛対象となった智雅も、得意の家事スキルや料理の腕であっという間に騎士団に馴染んでいく様が微笑ましい。出てくるお料理の描写もまた美味しそうで、夜中に見るのは避けなければならないほどです……!
王家の柵や呪いなど、降りかかる災いは多々ありますが、2人ならきっと乗り越えてくれるという信頼感が凄まじい。
読んでいて、ほのぼのと癒やされます!