手元にあったのがマグカップでよかった。
もしコップだったら、強盗の突き出したナイフを受け止めた時に、割れていただろう。
肉厚のマグカップだから、ナイフを弾き飛ばすことができた。
強盗の懐に飛び込み、顔面にマグカップを叩き込むことができた。
馬乗りになり、意識がなくなっても、手加減せずに。