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第219話 馬の記憶


金物屋の前を通ると、なぜか馬を思い出す。



時代劇で時折り見かけるぐらいで、一度も乗ったことがないのに。



馬肉の刺身が好物だけど、たぶん関係ない。






半日ほど考えて、やっと思い出した。



仕事関係者の中に、ひどい馬面うまづらのバカ女がいたのだ。











重大ミスを犯したので、刺身包丁でさばいて埋めてしまったが。



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