446. 『あかくま50』~それってお茶とお水?Fmすたーらいぶワードウルフ配信~①
華麗なる一族のコンセプト配信が終わり、オレはそのまま17時からの企画の台本を確認しながら配信を観ることにする。次の企画は『それってお茶とお水?Fmすたーらいぶワードウルフ』配信。司会は玲奈ちゃんで、『あかくま』からは彩芽ちゃんが参加する。そして12時になり、配信が始まる。
「こんソフィ~!Fmすたーらいぶ3期生、みんなの妹ハーフエルフの葉桐ソフィアだよ~。今日は司会なので頑張りたいと思います!よろしくね!」
コメント
『ソフィたん可愛い』
『頑張って!』
『さっきのソフィーのあとかw』
『なんか変な感じだなw』
「ソフィアとソフィーは別人だからw今回は、事務所のスタジオで収録してるんだよ?久しぶりに実際会ってるから嬉しい!早速今回の参加ライバーさん自己紹介よろしくお願いします!」
「はい。Fmすたーらいぶ3期生、Fmすたーらいぶの風紀を守るがんばり屋の妖精双葉かのんです。久しぶりのスタジオ収録なので頑張ります!」
「こんココ~Fmすたーらいぶ3期生、猫さん大好き天才魔女の朽木ココアだよ~!よろしくね!ココアも頑張ります!」
「やっほー、元気足りてる?みんなの応援団長ことFmすたーらいぶ4期生の八神えるるです!なんと……今回はアタシが1番後輩じゃないんだよね。最後よろしく!」
「は~い。皆さんこんにちは~。今日も先生に甘えたい子はいるかな?Fmすたーらいぶ5期生もーもー保育園の園長先生こと牛谷みるくですよ~。よろしくね~」
コメント
『おお!みるく先生』
『初コラボおめ!』
『頑張ってね!』
「という5人で配信していきますのでよろしくね?早速ですけど、みるく先生初めまして。約1ヶ月ですけどFmすたーらいぶ慣れましたか?」
「慣れてはきましたよ。まぁ一応経験者なので。というより、今日がみんなとこうやってお話しさせていただくの初めてで……その……今回のメンバーはみんな若くて先生驚いてますw先生の次がえるる先輩だもんね?」
「そう!アタシですw3期生の先輩はみんな若い女なんでw」
「ソフィアが言うとあれなんだけど、えるるちゃんも若いもんねw」
「あとはココア先輩といきなりコラボできて本当に嬉しい!実際会ってもそのまんま可愛いし!」
「ありがとうございますみるくママ!そうだ!みるくママはめっちゃ美人なお姉さんなんだよ、ココアびっくりしたもん!」
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『ココア先輩……かw』
『なんかw』
『3期生みんなイメージがw』
「ふふ。ありがとうココア先輩。先生としてはもう少しかのん先輩とお話ししたかったんだけど……まだウォールコミュ障がありましたw」
「え?えっと……みるく先生……配信なら大丈夫ですから。かのん喋りますw」
「頑張ってかのんちゃん。今回はワードウルフなので喋らないとねwということで、早速ルールを説明しますね?まず皆さんの机に『お茶』と『お水』がありますね?えっと……えるるちゃんどっちか飲んでもらえるかな?」
「え?ちょっと嫌な予感しかしないんですけどwカンペが『えるるさんが飲む』って出されたんですけどw」
「なら先生が飲もうか?」
「いやいやアタシが飲みます!『お水』のほう飲みますねソフィア先輩……うっw」
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『どした?』
『大丈夫か団長w』
『何か入ってる?』
「……ああああああw……あはは。めっちゃ酸っぱいんだけどw」
「え~酸っぱいのwココア酸っぱいの苦手なんだけどw」
「安心してココアちゃん。今からワードウルフをします。少数派の人は当てられたら、多数派の人は少数派の人を間違えたり、ワードを特定されたらどちらかの飲み物を飲んでもらいます。ちなみに『お水』はクエン酸入りの酸っぱいお水、『お茶』はすごく苦いお茶になってますw」
「じゃあココアちゃん。『お茶』飲んでみてよwどのくらい苦いか知りたいし」
「嫌だよ。なんでそんなこと言うのかのんちゃんw」
コメント
『ココア頼む』
『飲めるのかw』
『可哀想w』
「分かったよ……飲むよ……」
「心配はありませんよココア先輩。先生が飲むよ?さすがに先輩にお願いできないから。一番後輩の先生が飲みます」
「ありがとうみるくママ!」
「じゃあ……とりあえず一口飲んでみるね?……うぇ、んんんんんん!はぁ?これガチ!?苦いどころじゃないんだけど!あー……頭痛くてイライラしてきたw」
コメント
『みるく先生?』
『前世の記憶がw』
『水色の悪魔の片鱗w』
『台パンしないだけまだマシw』
「みるく先生!リスナーさんが『前世』とか『水色の悪魔』だとか『台パン』とか騒いでますよw」
「え?あ。いけない!こほん。本当に苦すぎてもう飲みたくないかなw」
「台パンするんだ……怖いね……みるく先生……」
「怖くないですよかのん先輩?引かないでwウォールコミュ障が厚くなっちゃいましたかw」
「あはは。みるく先生のこと怒らせないようにしないとw」
こうして罰ゲームつきのワードウルフが始まるのだった。