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501. 『あかくま50』~エンディングトーク配信~

501. 『あかくま50』~エンディングトーク配信~




 時間は20時。ついに『あかくま50』の最後のエンディングトーク雑談配信が始まる。本当に今回も何事もなく終われたのは良かった。でもこれもスケジュールをしっかりと組んで、配信企画もギリギリまで話し合ったおかげでもあるよな。


 コメント

『お疲れ様』

『もう終わりの時間なのか』

『寂しい!』

『50時間早いよな』


「本当にあっという間だったね。どうだったかなかのんちゃん?2年連続だったけど?」


「はい。今回はそこまで緊張しないで楽しめました。企画も色々参加できましたし」


「うん。そうだね。クララちゃんとあるとちゃんは?」


「もう終わりなんだって感覚ですわ。本当に皆さんに支えて貰ったなって……こういう長時間……それこそ司会をやることが少ないので、無事に配信が終われて胸がいっぱいですわ」


「あるとは貴重な経験が出来て良かったですし、色々なライバーさんとオフコラボや配信で会えたのが嬉しかったです。あとはVパレさんやMake world!さんともコラボできたし!」


「いや本当に箱の垣根を越えたよね。もしかしたらましろたちもVパレさんとかMake world!さんとかの箱企画に呼んで貰えるかもしれないねw」


 コメント

『確かに』

『期待して待ってます』

『そうなったらすごい』

『時代は変わったよ』


「あとは5期生が参加してくれたから本当にスケジュール的には楽だったよね」


「はい。お仕事の関係で極端な露出になっちゃったライバーさんもいましたけど、全員参加できて良かったです」


「わたくしは……少しだけ残念なことがあって、もう少しこの『あかくま』で何か出来たら良かったなぁって思いますわ。それこそましろ先輩とは最初と最後しか会ってませんものw」


「あれ?ましララ始まっちゃった?」


「ましろん先輩!」


「あはは。確かにあるともそう思います。来年は色々その辺り考えて司会の人が頑張ってくれればいいと思いますよ」


 コメント

『来年は誰かな』

『6期生いるかもな』

『ましのん希望w』

『3年連続w』


「そう言えばましろね、つむぎちゃん……というか運営さんからファイル貰ったんだよね」


「また社長ですか?」


「さっき出たから違うんじゃありません?」


「動画ファイルじゃないから……えっと……これかな?」


 オレはそのまま指定されたファイルを開き、それを配信画面に貼り付ける。そこにはこう書かれていた。


『すたリスの皆様。長い時間『あかくま50』の配信にお越しいただき誠に有難うございます。常日頃から応援してくださっている皆様に感謝しております。暑い暑い夏が終わります。もうすぐ秋の季節がやってきます。ということで今年は……秋の箱企画をやります!詳細はこちらです』


【Fmすたーらいぶ秋の配信ウィーク!】


 前半:チームで達成しろ◯◯の秋!ミッション:インポッシブル!


 日時10月5日、6日公式配信予定

 ①音楽の秋

 ②ゲームの秋

 ③食欲の秋

 ④スポーツの秋

 ⑤行楽の秋 


 ※9月中に各ミッション内容と挑戦するチームメンバーの発表がございます。


 後半:本音で語ります!ガチ恋(?)CPオフコラボリレー配信


 10月12日 18:00~21:00

【メルフィア】葉桐ソフィア、夜霧メルト

 10月12日 21:00~0:00

【みるくココア】朽木ココア、牛谷みるく

 10月13日 18:00~21:00

【いのキサ】輝聖いのり、九重キサラ

 10月13日 21:00~0:00

【かなルナ】黒夜ルナ、夢花かなえ

 10月14日 18:00~21:00

【海ウサギ】海原あると、園崎ラビ

 10月14日 21:00~0:00

【ましのん】姫宮ましろ、双葉かのん


 コメント

『秋企画きたぁ!』

『10月か』

『楽しみだぜ!』


「おお……ましろも初めて知ったよ。10月だけど、あと1ヶ月しかないんでしょw」


「あかくま50終わったらすぐこれですかw」


「まぁ嬉しいことではありますけどね」


「そうですね頑張りましょう!」


 コメント

『頑張って』

『これからも応援するぞ!』

『Fmすたーらいぶ最高!』


「これからも応援よろしく!それじゃ締めようか。『あかくま50』最後まで観てくれてありがとう!お相手は姫宮ましろと?」


「双葉かのんと!」


「伊集院クララと、そして」


「海原あるとでした~!本当にみんなありがとう~またね~!」


 こうしてFmすたーらいぶ名物の夏の長時間耐久配信は無事に終わりを迎えた。2年連続の司会だったが、本当に楽しく出来たし、新しい試みもたくさんやった。この長時間の配信をリスナーが楽しんでくれるなら……やっぱりオレはVtuber『姫宮ましろ』が好きなんだな。そんな気持ちになれる本当に最高の配信だった。

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