566. 『本音で語ります!ガチ恋(?)CPオフコラボリレー配信』~#メルフィア~③
「雑談はこのくらいにして、メルたん確認していこうか?」
「いいけど、メルトどれにも当てはまってないわよ?」
「本当に?ソフィアと付き合いたいとか思わない?ソフィア魅力ない?」
「いや……魅力ない訳じゃないけど。メルトは普通にソフィ友だから。ソフィたんが幸せならメルトも嬉しいのよ。推しってそういうものだから」
「もしソフィアがメルたんに好き好きオーラでてても、メルたんは普通にソフィ友でいれるの?」
「えっ!?いや……それは……違うじゃないソフィたんw」
「ほら~!やっぱメルたんガチ恋じゃ~ん!」
コメント
『草』
『これは黒w』
『メルトちゃん顔赤いぞ!』
「違う!違うわよ!ソフィたんがメルトを好きなら……話が違うじゃない!」
「あはは。メルたん可愛い~!じゃあさ、メルたんはソフィアの他のカップリングとかも好きなの?それともやっぱり『メルフィア』が1番?」
「他のカップリング?そりゃ……1番は『メルフィア』であってほしいわよ?でもソフィたんが幸せならそれでいいから!メルトは同担拒否じゃないし!ソフィ友のみんなは仲間だから」
「なんか前にかなえちゃんも同じこと言ってたけどw」
「これは普通のことだから!推しなんだから。メルトはガチ恋じゃないって」
コメント
『メルトちゃんめっちゃ照れてんじゃんw』
『これはガチ恋ですね間違いない』
『推しへの愛が強いな』
「なんか怪しいけど……まぁ今回はメルたんは予備軍にしといてあげるねw」
「なんでw」
「あまりメルたんばかり責めても可哀想だし、せっかくだからソフィアのどこが好きか聞きたいな?」
「え?嫌よwそれに配信で何度も言ってるしw」
「メルたんがソフィアのこと推し始めたのは『10万人耐久歌枠』の時から?」
「うん。前から観てたけど、すごい感銘を受けたのはその配信。本当に凄かったし……感動した。それからファンになったのよ」
コメント
『あれも1年前か』
『今でも切り抜きあるよな』
『間違いなく伝説の1つ』
「そっか……せっかくだからあの時のこと話しちゃおうかな……これ配信でもまだ言ったことないし、ソフィ友の人も初めてだと思うんだけど」
「え?なに……怖いんだけどw」
「怖い話だよw実はね……ソフィアはあの『10万人耐久歌枠』でチャンネル登録者が10万人いかなかったらVtuber辞めてたんだよ?」
「えっ!?嘘!?」
コメント
『ま?』
『そうだったの?』
『マジか……』
『10万人いって良かった』
「ソフィアはね、ほらお家が厳しくてVtuberの活動を認めて貰えなかったんだよ最初から。それでデビューする条件として『夏が終わるまでにチャンネル登録者が10万人いかなかったら辞める』って話しててね?そしてVtuberのことを何も分かってなかったから、その数字の大きさも知らなかったんだよね」
「いや……本当に無謀な挑戦よそれ」
「うんw最初はこうやって自由に可愛いアバターで何かをしたい!って活動してきて、春頃かな?徐々にその数字の大きさに気付き始めるのは。その時にデビューして初めてその事をキサラさんに相談するんだよ、そして初めて怒られたw」
「キサラ先輩ソフィたんにも怒るんだ……意外ね?」
「そう?3期生はみんな怒られたことあるんじゃないかな。ココアちゃんとかは今でも怒られてるけどさ。今でもキサラさんの言葉は忘れてないよ……その時『ソフィアちゃんは3期生のことを何も考えてくれてないのね。もしかして1人で活動してると思ってる?』って。『もしソフィアちゃんが辞めても3期生はなくならない。でもデビューして今まで活動してきたことがなくなるの。もう今の3期生はいなくなる。それは今の3期生を応援してくれてるリスナーさんやFmすたーらいぶのみんなに失礼じゃない?』って」
コメント
『博士』
『キサラさん流石』
『そりゃそうだわ』
「それで、ソフィアはハッとしてね。同期のみんな、Fmすたーらいぶで本当に仲良くなった人たちのこと考えてなかったって気付いたの。それからは一層気を引き締めてチャンネル登録者10万人という目標に向かって活動も変わって、かのんちゃんが『ましのん』ユニットを組んだのをきっかけに姫先輩やリリィママとコラボも出来たし、『すたフェス』ではルナ先輩ともユニット組ませてもらったし」
「確かに春頃から一気に登録者が増えたわよね?」
「うん。みんなもソフィアを見てくれて、応援してくれたから。キサラさんも色々フォローしてくれて、スケジュールでこなせる案件を回してくれたり本当に頼りになるお姉さんだよ」
コメント
『博士いい人だよな』
『人間出来てる』
『尊敬するわマジで』
『そうだな……』
「あの『10万人耐久歌枠』も運営さんは反対してたんだよね。残りのチャンネル登録者から考えても無理だって。その時もキサラさんが社長さんに直接お願いしてくれて。当日は3期生のみんなや先輩方全員が応援してくれたし」
「ましろ先輩も事務所来たものね」
「うん。でもあの時最後ソフィアは……諦めてたんだ。悔しくて情けなくてスタジオの外で泣いてた。そしたら姫先輩が颯爽と現れてソフィアの腕を掴んでスタジオに連れ戻してくれたんだよね……それがあの伝説の『ホワイトプリンセス』の歌唱につながるんだよ。本当にソフィアは色々な人に支えてもらって幸せ者だよね」
「それはソフィたんが頑張ってるからよ」
コメント
『泣いた』
『感動した』
『姫ちゃんイケメンすぎる』
『やっぱりエースだよな』
「あ、そろそろ時間だね。なんか最後はソフィアのエモい話しになっちゃったねw」
「いやいや。こういうのでいいのよ。メルトもソフィ友として、今の話を聞けただけで満足よ」
「そっかwたまにはいいか」
「この後はソフィたんと『音ゲー』とかやりながらもっと仲良くなるから。オフコラボの様子は後日雑談で話すことにするわ。楽しみに待ってなさいね!」
と『メルフィア』の配信は終わりを迎える。初めてのコラボで緊張したと思うけど、ちゃんと楽しんでたようで良かった。