607. 『緊急!重大発表凸待ち!』~Newソフィアに会いに来てね?配信~③
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『次は誰だろ?』
『いや3期生だろw』
『さすがにこの流れは切らない』
「あはは。みんな空気読めるからね。じゃあ次の人……あ。もしもし?」
《大人の世界へようこそ!ココアです!》
「ありがとうココアちゃん。早速なんだけど、みんなにソフィアの初印象聞いてるんだけどいいかな?」
《ソフィアちゃんの初印象?えっとね……『コスプレイヤーがいる!』ってなったw》
「えぇ!?絶対嘘じゃんwココアちゃんボケなくていいけどw」
《嘘じゃないし、ボケてないよw》
コメント
『ココアちゃんw』
『コスプレイヤーは草』
『本当にココアだよな』
「え?それはソフィアが制服着てたから?」
《うんwだってさ、まさかリアルJKいるなんて思わないじゃんwココアもVtuberのことはよく分かってなかったけど、中身から演じるんだぁ……この子スゴすぎって思ったw》
「コスプレして初顔合わせとか勇気いるけどw」
《いやソフィアちゃんは陽キャすぎるから。あり得たよw》
「ヤバいwこのままだと陽キャすぎってイメージついちゃう~!嫌だぁw」
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『非公式wiki行きだなw』
『確かに』
『陽キャすぎは良いんじゃない?』
「陽キャはいいけど、陽キャすぎはダメだよ」
《あっ。そういえば覚えてる?デビューしてすぐくらいにソフィアちゃんと一緒に迷子になった迷子事件w》
「あー覚えてるよwココアちゃんがソフィアの言うこと聞いてくれなくて、目的地の逆の電車に乗ったやつでしょ?」
《そうだっけw》
「そうだよwソフィアもあまり地理に詳しくないから悪かったんだけど。初めてポンココを目の当たりにしたw」
《言わないでよw結局さ、2駅くらい歩いたよねw途中でコンビニの駐車場でアイス食べたりしてさ?》
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『2駅は歩いたなw』
『というかポンココ迷惑だな』
『ソフィたんがコンビニ?』
『大丈夫?』
「そうだ。初めてコンビニのアイス食べた!でも美味しかったよ。あとあんなに歩いたのも初めてだったしw」
《というかココア、ソフィアちゃんがリアルお嬢様だって知らなかったし。でも色々話して仲良くなれたよね。本当にあの迷子事件のおかげだよ》
「結局そのあと2人してスタッフさんとキサラさんに怒られたよねw」
《ね。本当に懐かしいよ。せっかくだしさ、大人になったソフィアちゃんとは晩酌雑談とかしたいよね!》
「ソフィアまだお酒は飲めないけどw」
《あっそっかw》
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『草』
『まだ18だぞ』
『本当にココアだよな』
『ソフィアちゃんすまん』
「本当にココアちゃんらしいよねwこれからも仲良くしてね?」
《もちろん!3期生の絆で頑張っていこう!それじゃあね!》
「またね~……いや本当にココアちゃんはいつも明るくて元気を貰えるよ。お姉ちゃんっぽさはあまりないけどねwそれじゃ次は……もしもし?」
《本当に感慨深いわよソフィアちゃん。九重キサラです》
「キサラさんには本当にいつもお世話になってるんだけど、ソフィアの初印象聞いてもいい?」
《え?陽キャすぎ若すぎかしらw》
「キサラさんw」
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『博士w』
『弄るなw』
『本当に仲良いよな』
《冗談よ。初印象ね?『本当にいた』かしら。実はキサラは顔合わせする前に、スタッフさんから3期生のコンセプトやら活動方針、どういう子がいるのか聞いてたのよ。それで高校生がいますって言われてて、実際顔合わせしたらソフィアちゃんが制服でいて、本当にいた!って思ったわ》
「そうだったんだぁ……ちなみにソフィアはキサラさんのことスタッフさんだと思いましたw1人だけお姉さんだったので」
《ごめんね若くなくてw『1人だけ浮いてるじゃん!ウケるw』って思ってたんでしょ》
「いやそんなこと思ってないよ~w」
《ならいいけど。でも……心残りがあるわよね……》
「心残りですか?」
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『博士?』
『気になる』
『なんだなんだ?』
《事務所でもうソフィアちゃんの制服姿が見れないと思うと心残りで……》
「キサラさんw」
《それは置いといて。でもこうして時間の縛りがなくなったから、ソフィアちゃんの活動の幅も広がるし、3期生としても、もっと仕事も増えると思う。だからこれからのソフィアちゃんを楽しみにしてるし、3期生を盛り上げていきましょうね?》
「キサラさん……本当にありがとうございます!これからもよろしくね?」
《ええ。こちらこそよろしくね?じゃ切るわね》
「ありがとうキサラさん……やっぱりキサラさんが居てくれて本当に良かった。もちろん3期生の同期全員も。本当にソフィアみんな大好き!これから3期生はどんどん大きくなるから、みんなついてきてね!」
同期全員の凸が終わる。やはり同期全員来てくれるのは本当に嬉しいだろうな。もし今1期生が同じことをしたら全員来てくれるだろうか……とか少し思ってみたりするオレがいた。