「ムリムリムリムリカタツムリー!!!!」
ゲロ吐きそうになりながら、ぐちゃぐちゃになった死体を片付けて(人間の死体と人喰の死体に分けた。研究所に持っていくらしい)全部が終わったときにはもう、朝日が昇っているところだった。
「朝焼けキレイダナー」
遠い目をする私に、蟹原部長が微糖の缶コーヒーを渡してくれた。
「ありがとうございます」
「どうやった、初仕事は?」
「正直辛かったです。やっていける気がしません」
「がはは」
蟹原部長は男らしく豪快に笑うと
「でも、
と指でお金マークを作った。そんな下世話な。
「それにな、」