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淡夢の時間

 両親は、少女にたくさんのスケッチブックと色鉛筆を与えてくれました。



 でもーーただそれだけでした。




 少女は笑顔で受け取りましたが、心は空っぽ。乾いてしまったカラッカラの大地のように。




 心はすっかり枯れ果ててしまいました。



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