「ブリザード、発射～～～！　撃てぇええええええっ！」

　僕は魔法スキル火・炎・ナ・パ・ー・ム・弾・を発射後は？

「えぃ！」

「「ピィー！」」

「やぁ～！」

「「キィー！」」

「とぉ～！」

「「キャァ～！」」

「いや～ん」

　と我が家の何太后さま女神さまがいやらしく、優艶にお尻フリフリと頑張る中……。

　僕は魔法スキル鋒・矢・の陣から。魔法スキル車・掛・の陣へと変化をして、前世の僕へと威勢よく勇んで～～～！　

　でもいやらしく、優艶な声や仕草で突撃を繰り返しながら攻撃を加える何太后さま達の隊の合間を狙っては、僕は自分のウィザード隊へと更に指示をだして魔法攻撃を加えていった。

　そして我が家の駄女神さま……。

　いや今の何太后さまはちょっといやらしいけれど、まるで高祖劉邦公のような振る舞いで、前世のボスモンスター化した僕へとスキル鋒矢の陣で、鉄騎馬突撃を連続攻撃で右往左往と繰り返し続けるから。

　奴も流石に刹那……。

「うぎゃ、ああああああっ！」

　前世の僕の片足が絶叫と共に拭き飛んでいく様子が見えた。

　だから僕の口から自然と。

「何太后さま、すごい！」と。

「何てすばらしいのだ～～！」

　と感心と絶賛の声が漏れる。

　そんな僕に対して何太后さまは、

「やった～！　やった～！　やりました～！　李儒理樹～！　李儒理樹～！　朕の活躍を見ていましたかぁ～？」

　子供のようにワイワイとはしゃぎながら尋ねてきたのだ。

　それも前世の凶悪──！　悪者──！　○ースベイダー卿のような僕からの攻撃……。パンチ！　チョップ！　足踏み！　を彼女はヒラリ、ヒラリと可憐に、舞うように交わしつつ尋ねてきた。

「うん、凄い！　凄いと思うよ！　何太后さま！」

　僕はエッチな黄金色のビキニアーマー身に纏う、自分の実嫁を褒め称えた。

「いや～ん、ありがとう李儒理樹～！」

　だから何太后さまは歓喜──！　余りの嬉しさに僕の姉さん女房さまは、埴輪仕様のずんぐりしたお馬ちゃんの馬上で、優艶なよく締まったお尻をフリフリと、平成の時代の最初頃に流行りを見せた、扇子ダンスまで披露しながら歓喜！　感動している！

　でも少しばかり時間が経てば何太后さまは、片足が吹き飛んだ奴に魔砲攻撃を加えている僕の方をチラチラと見ながら、もっと自分のことを褒め称えてくれとジェスチャーしてくるから。

「何か凄い！　凄いじゃないか！　偉いぞ！」

　僕は何太后さまよりも年下だけれど、家の姉さん女房は実年齢も二十歳前後で本当に姫さまのようなお妃さまだから、大人の対応で褒め称える。ついでに。

「だからもっと頑張れ、母ちゃん」と𠮟咤激励もしてやった。

　しかし我が家の何太后さまはみなさんも知っての通りで中華の女性だから、僕の言葉を聞き。

「母ちゃん？」

　と首を傾げ困惑するから。

「日本では夫は妻のことをママと呼ぶよりも母ちゃんと呼ぶ人の方が多いいから。僕が何かのことを母ちゃんと呼んだのだよ」

　僕は片足が吹き飛んだ前世の僕に対して更に魔法スキル攻撃──！

「混乱！」、「火炎ナパーム弾！」、「ライトニングボルト！」、「ブリザード！」

　とスキルを連続発動しつつ攻撃を加えながら何太后さまへと説明をした。

「ふむ、なるほどのぅ～」

　何太后さまは僕の説明を聞き感心……。納得した声を漏らした。

　しかし我が家の何太后さま駄女神さまは一言も、二言も多いい女性ひとだから。

「やはり、李儒理樹は前世と同じで、朕に惚れているな～」

　と僕に告げれば。自分の優艶なお尻をエロリズムでフリフリと馬上にてしながら。僕に対して勝利宣言をしてきた。

　だから僕「えっ！」と驚嘆をした。

　そして「何かどう言うこと？」と、僕は困惑しながら尋ねました。

　◇◇◇

（済）