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第84話 僕の大事な物が……(8)

 しかしだ! あの時の僕は今までコツコツと少ないお小遣いやお年玉をやりくりしながら僕の唯一楽しみだったゲーム内の課金……。


 そう、自分の顔を緩ませ変顔で『でっ、へへへ』と『何がでるかな? 何がでるかな?』とドキドキ、ワクワクしながら自分の心を弾ませつつ、キャラクターカードのガチャを回し続けてきた日々を送っていた訳だから。


 意外と頑固な僕は、引くに引けない訳でして……。


 まあ、自分では温和だと自負している僕自身も憤怒! 我慢ができずに怒りが頂点──!


 僕自身も部屋の中で独り言……。


「ふっ、ふざけるなぁあああっ! 課金をした金額の保証が出来ないならば。早くウイルス駆除のメンテナンスを終わらせて、ゲームをプレイ出来るようにしろー! バカたれがぁあああっ!」


 あの時の僕は憤怒しながら一人部屋の中で怒号を放ち終えると。僕は直ぐにスマートフォンへと書き込み、終え。


 僕はまた運営会社宛にメールを送りつけてやったのだ。


「くそってれめ~!」、「絶対に許さないからな~!」と呟き。


「復讐だ~!」、「逃がすか~!」


 あの時の僕は憤怒していたから大変に恐ろしい言葉をブツブツと呟いていたと思う?



(済)

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