だって
僕は何太后さまの連合の祝福の一つである通信システムを使用して、自分の脳内から。
「(孟徳……と言うか? みんなどうしたの? 後ろで大騒ぎ……。混乱しているようにこちらから見えるけれど?)」
僕は
「(上! 上!)」
「(上からぁっ!)」
徐栄と郭嘉先生が僕へと慌てて告げてきた。
「(えっ?)」
僕は二人の言葉を聞き驚嘆した。
「(理君~! 頭上からぁあああっ! 空から攻撃がぁあああっ!)」
僕が驚嘆すれば
それも
何かいるのかな? と思いながらねぇ。
するとさ、
それも各自各々が黄色い頭巾を被った埴輪仕様のおもちゃの兵隊達の姿──。各自各々が自身の背中にゲーラカイトのような翼を背負ったおもちゃの兵隊達の姿が映るから。
「(えぇ、えええっ! な、何あれは~?)」
僕は驚愕しながら叫ぶように
◇◇◇