だから張角姉妹や彼女達が率いる黄色い頭巾をかぶる埴輪仕様のおチビな兵達は炸裂弾の爆発攻撃でパニック……。
「な、何~、これは~?」
張角大師の口から絶叫が吐かれると。
「きゃ~」
「いや~ん」
張宝と張梁が悲痛な表情……。でも可愛い声をキャキャと漏らしながら弾除け……。
そう洛陽の城郭──物見台から王允先生や荀攸の二人が勝利の舞い……。気合! 気力! 攻撃力! 防御力を上げる舞いを踊り続ける中で、荀彧先生や賈詡ちゃんが投石機を使用しながら飛ばす焙烙玉──。炸裂の空中爆破を交わしつつ、ゲーラカイト仕様の埴輪なおチビな兵隊達と喧騒するのだが。
「姉ちゃん、何か凄い物が飛んでくるべ」
「姉ちゃん、あの玉うちらが交わしてもちびっ子達が受けて消えていくから、不味いべ」
「姉ちゃん、どうするだ?」
「どうするべ?」
偶々僕が大砲代わりに使用をしようと思っていた攻城専用の投石機が役に立ったようだから。
僕がやった~! やった~! と飛び跳ねたいくらい思っていると。
「(よーし! 敵が怯みだした。速射速度は遅いけれど飛行距離が稼げる和弓の装甲ロングボウ騎馬隊へと変身~!)」
僕の耳……と言うよりも? 僕達の脳内へと
「「(ほい!)」」
「「(はい!)」」
「「(オッケー!)」」