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第178話 黄巾の乱、第二幕終わり! (8)

「理君~、わたくしもね~、何太后陛下董卓仲頴魔王曹操孟徳魏の覇王……。その他の大将軍や軍師さま達のように、あなたの寵愛を受け、子を宿し、産み、日本人として平和に暮らしたいのよ~。宗教法人を作ったり、畑仕事をしながら。それにね~、理君が会社の人達と、陛下や魔王の神秘の力を使用して、この世界に未だ色々な楽しみ、アミューズメントパークを作ろうとしていることを手伝いたいの~。ねぇ~、だからいいでしょ、理君~? わたくしの、この身体に投資をしてよ~。やや子は十人でも二十人でもポンポンと産んで上げるから~。ねぇ、いいでしょ、理君~?」


 張角大師は周りの人達のことなどお構いに無しに、僕の背で自分のお尻ちゃん擦り付け甘えながら、サキュバスのお姉さまらしく妖艶に魅惑を振り撒きながら誘惑光線──! キラ! でッ、誘ってくるけれど。

 僕はみなさんも知っての通りで、只今ダークエルフの娘ちゃんだから、張角大師の超必殺スキル!   は効果零だから。


「えぇ~、張角大師……。僕にお願いしてきても知らないよ……。僕は婿養子だからお金も地位も持っていし。何姉妹かしまいには頭があがらない状態だから。それに我が家の財政は何太后さまか閣下……。曹操孟徳孟徳が握っているから、僕が使えるお金なんて子供がもらえる小遣い程度ぐらいしか持ってはいないよ。だから張角大師、日本で暮らしたいのならば僕ではなく何太后さまへとお願いしないと駄目だよ」


 僕が張角大師へと説明をしてあげれば。




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