「えぇ~と、急な話で御座いますが。我が校も他国からの移民や留学生が増えたので来週から中国語の授業を加えようと思います。だから中国語の授業の教材を学校側の負担で今日から無料配布……。売店の方へと各自各々が受け取りにいってくださいお願いします……」
今日週初めの月曜日……。僕が通う、島に一つしかない高等学校……。以前僕が説明をしたと思うけれど?
元々公立の高等学校だった物を定員割れ廃校へとなりかけた僕の曾祖父や曾祖母……。
まあ、何代も前のお爺さんやお婆さん達が通っていた学び舎が廃校へとなりそうなので、僕の親戚のお爺さんが超お金持ち、中華の上級国民で裏に大変に顔が利き、日本の政治家の人達にも知人が多い、漢の劉家の天女さま、女神さまである何太后さまや何進将軍へと泣きついて、我が家で買い取り、出資したまではよかった。