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第191話 黄巾の乱、第二幕終わり! (22)

 張角大師魔女さまは主さまの背に座り、威張り、女王さま! 太后さまへとなった気分で高らかに歌い、奏でるようにみんなへと告げるから。


「「おぉ、おおおっ!」」


「「パチパチ」」


「「素晴らしい」」


「「パチパチ」」


「「まさにその通り」」


「「パチパチ」」


「「その通りでございます」」


「「パチパチ」」


 この場に居る英霊達──。戦姫達は、張角大師魔女さまの演説に酔いしれ絶賛……。


 だから張角大師魔女さまはみんなから拍手の喝采を浴びるので。これでお開き……。


 僕の口から「みんな、お腹も空いたし、日本に帰ろうか?」と告げ。


「今日の勝利の祝いと仲間! 家族が増えたことだから、日本に帰ったらお寿司でも食べにいこうか?」と提案をだすから。


「それいいね?」

「そうしよう」

「そうしましょう?」

「それよりも出前の方がいいんじゃないかな?」

「いや、出前は勿体無いからスーパーパック寿司とオードブル惣菜で良いんじゃないのか?」

「えぇ~、そんなぁ~」

「いや~、パック寿司も普通に美味いし」

「値段も回る寿司と比べても変わらないから」

「あっ! わたくし、回る寿司がいいです~!」

「あっ! わたくしも!」

「俺も!」

「儂も!」

「うちも!」

「アーシも!」


 とみんなが仲良く和気藹々と会話を弾ますから。戦姫達の主である僕も嬉しくて仕方がないから満身の笑み……。天子に笑みを浮かべながら。


「じゃ、帰ろうか」とお后さま達へと告げ、時空の扉へと向かい、日ヅル国、日本へと帰還をするのだった。


 おしまい! おしまい!



 ◇◇◇


(ニ部完)


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