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第31話 サーティーツーアイスクリーム社長に起きたら異世界ドッキリしてみた①

結局前回の配信で口宮くんとサーティーツーアイスクリームの社長で異世界に行くことが決まったわけだけど僕はそれじゃあ面白くないと、そう思っていた


だって思わない?

僕はさ、「異世界に来たと思ったら1人で放置されました」っていうドッキリとかしたかったわけよ

エンシェントドラゴンの目の前とかに放置したら絶対面白いじゃん。まぁ死ぬかもだけど


だから僕は考えたわけだ


別にサーティーツーアイスクリーム社長を先に異世界に案内しても良くない?


って


ほら、初めての異世界だと国王となんて緊張してそう話せないでしょ?

だから僕は先に異世界体験をさせてあげようと思ってるんだ

別に社長にドッキリしたいから先に案内するわけじゃないよ?

ちゃんと口宮くんも後で案内するし


ということでやってきました

現在いる場所はサーティーツーアイスクリーム社長邸の目の前です


なんとね、ちょっとこの考えを国会の会議中に神託で下ろしたらすぐにサーティーツーアイスクリームの社長秘書の連絡先を教えてくれたんだよね

「私たちには絶対そのドッキリしないでください。絶対にです。これはフリじゃないですからねって」っていうお手紙と共に

これってさ、日本の代表的お笑い文化の「フリ」だよね


いやぁ、そんなに異世界に転移させて欲しかっただなんて先に言ってくれればよかったのに

こんどの配信か動画のネタができて僕は満足、政府の人たちは自分たちもいきなり異世界ドッキリを体験できてにっこり

最高だね


まぁ、そんな次の動画内容は置いといて(確定


僕はそのサーティーツーアイスクリーム社長秘書の連絡先をもらってすぐ連絡したわけだ


「お宅の社長にドッキリしたいから社長の住所教えてくれ By 創造神」


って

最初は疑われたよ?お前ほんとに創造神か?って

だから神託おろしたらすぐ住所教えてくれた

まぁこの後すぐにアカシックレコード見ればよかったってことに気づいたんだけど()


「ほんとにいいんだよね?『起きたらいきなり異世界なんなら目の前にクソヤバそうなドラゴンいるんですけどこれ俺死んだわ遺書かいとけばよかったドッキリ』を実行して」


隣にいるやけに乗り気なサーティーツー(以下略)秘書に聞く


「はい、あのバカにお灸を据えてやってください。面白いと思ったらすぐに私たちに計画の概要だけ言って自分はハワイに遊びに行くこのクソ上司に目にモノ見せられると思うともうなんか発狂して喜びたくなってきます。一回くらいなら殺してもいいですよ?」

「これがアフロディーテの気持ちかぁ」


社長と僕、めっちゃ気合いそうやん

殺すの可哀想になってきたわ(確定

まぁそれとこれは別で普通にドッキリはするけど


ちなみに今の時間は朝4時

サーティーツーアイスクリームの社員は既にちらほら出社している時間らしい

ブラックじゃん、めっちゃ


「それじゃあまぁ、家に入ろうか」

「既にアルソックスに今の時間はセキュリティーを外してもらうよう頼んで貰ってます」

「これが有能。あれ?やっぱり君アフロディーテじゃない?」

「いやだなぁ、私をあんな天才美少女秀才スーパーアルティメットウルトラ女神様と比べないでくださいよ。私なんて足元にも及びませんよ」


やっぱこいつアフロディーテだろ

と、そんな疑問というか確信を抱きながら僕たちは社長邸に足を踏み入れた


中に入って真っ先に思ったこと

それは「虫歯なりそぉ、、、」だった


内装を一言で表すと「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家糖分増加版」だ


まわりの壁はチョコみたいな塗装されてるしめっちゃ甘い匂いするし吐きそう


「こ、ここまで社長が趣味悪かったとは」


このように秘書まで驚いている始末

酷すぎて涙がちょちょぎれるよ、もう


「さっさと異世界に突っ込んで帰ろう、うん」

「そうしましょう。あ、でも会社に異世界での社長の様子を写したスクリーンかなにかを作ってくれませんか?みんなで見たいです」

「わかった、配信みたいにしとくね。コメントもできるようにしとくよ。社長は視界の端にコメントが流れるようなそんな感じで」

「ありがとうございます」


そう言いながら僕らは、寝室へ足を踏み入れよう

そう、しただけだ


なぜかって?


「「入りたくねぇ」」


扉が水飴でできてたから


ドアノブを持っただけで手がベトベトになるそうだ


「ドア、壊すか」

「そうしましょう」

「いえ、壊すか」

「そうしましょう」


そうして僕はさっさとドアを【破壊】して社長を【転移】させた

ちゃんと僕が手懐けたエンシェントドラゴンの前に

いちおう社長がおきたらすぐには壊さずにおもちゃにしてあげてねと言っている

後から社長の反応を見るのが楽しみだ


「じゃあ、、、出社しますか」

「あ、僕もついて行くよ」

「はい」


そうして僕らは社長の家跡地を後にするのだった


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ネタ募集(という名のうざいキャラへの嫌がらせ募集)フォームへの案の投稿ありがとうございます

まだまだ募集してるからぜひ投稿してきてね

リンク: https://forms.gle/UQ8DAcitM2MKhtGx5


今んとこ来てるのは「作者最高」さんと僕の後輩くんと僕は「ショコラ」さんだと思ってる名無しさんだね


なぜ名無しさんかというとね、その人が投稿した時にカクヨムのIDを記載する欄を作るの忘れてたせいで誰かわかんないのよ

ということでできれば一回送ってくれた人名乗り出てくれると嬉しいです

あ、後輩。お前は違うぞ

あんたのメアドはすでに分かっている。でもありがとね


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