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第34話 社長のパンチ力は53万です

それからはもうすんごい盛り上がった

野球観戦してる時みたいに盛り上がった


社長が推定するにを使用した時なんかめっちゃ盛り上がった

僕もある意味盛り上がったよ

これでこの世界にも明確ながいることがわかったしね


まぁどうせ低位のばっかだろうけど配信のネタにはなりそうだね

人類の進化にも一役勝ってくれそうだしありがたく利用させていただくとしよう


周りを見渡す


集まったみんな社長にあおりコメントをおくるのに必死になっている

必死な顔をして某立ちしてるのでなかなかに面白い


そんなかんじでぼーっと社長の雄姿(笑)をみていると、ついに社長が死んだ


「お、死んだね」

「死にましたね」


「これで、、、これで私たちはこのブラック企業から退社できるのか!!」

「うぅ、、、25年ぶりの退社。誰もなくなった、、、妻に逃げられた家に帰るのか。いや、それでも僕は帰れてうれしいよ」


そんな感じのことをつぶやきながら、社員みんなが泣き崩れていく

、、、なんでこの人たちこの会社退職しないの?

てかさ、このまま死んで終わりみたいな雰囲気なってるけど生き返らせるからね?

僕意外と配信楽しみにしてるんだから


「、、、悪いけど社長生き返らせるからね?今度コラボの約束したし」


その言葉を発した瞬間、この場が凍った

みんな絶望の表情を浮かべて微動だにしない


、、、うん。もう無視してこのまま生き返らせよう


《創造 人体 |亜胃酢大梳《あいすだいすき》》


ほんとこの人名前面白いよね

亜胃酢大梳あいすだいすきだよ?亜胃酢大梳あいすだいすき

読みが「あいすだいすき」なのが完璧


肉体の再生というか創造が終わる

あとはこれに亜胃酢大梳あいすだいすきの魂を込めるだけだ


《付与 霊魂 亜胃酢大梳《あいすだいすき》》


魂は込めれた

蘇生完了だ

あとはこいつが起き上がるのを待つだけ


と、いうところで


「草草うっせぇ!」


という社長の声が響いた


「あ、社長起きましたね」


真っ先に反応したのは秘書さん

めっちゃ絶望した顔しながら社長に話しかけている

面白いくらい顔が白い


「こ、ここは、、、オフィス?何?俺死んでなかったの?」

「あ、社長は一回死んだよ。僕が生き返らせたの」

「ゑ?????????????????」


めっちゃ不思議がってる

てか理解できてないのかな、今あったこと


「だーかーらー、僕が寝てる社長を異世界に転移させたの!そこでエンシェントドラゴンに君はブレスでやられたの!!Do you understand ???」

「その前に君誰?」


そこから?!

え、僕社長に名乗ってなかったっけ、、、ないな


「創造神ことゼウス君だぞ☆」


かわいいを意識して片足でターン

今僕はガワをなかなかの美少年にしているから社長の性癖ドストライクに刺さると思った瞬間、


——ゴスッッ


社長の身体強化スキル全開のパンチが僕の頬に突き刺さった


体が吹っ飛ぶ

いくら神だとはいえ、普通に殴られたら吹っ飛ぶ

ちなみにパンチ自体はそんなに痛くない

痛いのはそのあと壁などにぶつかったときに衝撃だ


——ドッゴオオォォォオン


すんごい音を立てて会社の壁を4枚ほど突き破る

やっぱり壁に当たった時の衝撃が痛い


10個くらい壁を突き破ったところで僕は完全に止まった


「社長!痛いじゃない!!僕絶対にこの会社の修理費出さないからね!!!」


その場で叫ぶ

絶対に嫌だもん、殴られて吹っ飛ばされて壁を突き破ってそんで最後に損害賠償とか修理費とか出すの

僕の金は僕が自由に使うためにあるのだ

絶対に使わん。断固として使わん。訴えられたらこの世界滅ぼす


「おいいま邪神のごとき心の声が聞こえたが?」


社長が近くにやってくる


「僕は滅ぼすよ。訴えられたらね」

「怖いから訴えるのやめとくわ」


一つ懸念点が減った


「うし、俺を殺したやり返しもできたし、それじゃあ創造神よ、聞きたいことがあるんだが?」

「なに?」

「俺のこの馬鹿力なんなの?」

「あ、それね」


この人いきなり真顔に戻っていきなり普通に問いかけてくる

怖い。情緒不安定?


「君の持ってるその力は先天的なスキルだね。自分の命を脅かす概念的な生物がいると発現するやつ。異世界とかじゃスキルとか当たり前だよ?」

「、、、なんでそれを俺が持ってるん?」

「いやぁ、この世界にもいたんだね、眷属。よく人間全て喰い破られなかったな」

「何それ怖いんですけど」

「昔よく虫とか小動物殺さなかった?よく眷属ってそこらへんに化けてるんだけど」

「あっ、、、」


社長、固まる

めっちゃ思い当たるらしい。昔からよく生物殺してたんだね

普通にやばい人じゃん


「何考えてるか知らんけど俺田舎出身だからな?畑に入ってきた狸とか猿よく殺してたんだよ」

「拳で?」

「拳で」

「じゃあやばいやつであってるじゃん」


殴り殺してたってことでしょ?

余計にやばいやつ度が上がったよ

だからこんなに非常な会社が経営できるんだね


「ちなみに眷属って何の眷属なの?」

「多分この世界に来てるのは、、、ロキの眷属かな。ほら、神話とかで出てくる敵の神のロキ。あー、でもあれだね。これ旧支配者の眷属もだんだんと目覚めてるわ。アトランティスとか旧支配者の眷属にやられてるもん」

「ロキは知ってるけど旧支配者?」

「そだね。あー、神皇様が言ってた邪神ってこいつなんだ。世界っていうか僕たち諸共滅ぶんじゃね?」

「え、、、?」

「あ、気にしないで。ただの独り言だから」


あ、口に出てたか

まぁでもそれほどの衝撃だったんだもん

ロキとかなら僕たちで倒せるけどあいつは絶対倒せんもん

だから特異点を使ってたのかぁ


「、、、うん、俺は何も聞かなかった。それでさ、俺の力って結局どれくらいなの?」

「普通の人が大体10くらいで、、、、」

「で???」


アカシックレコードを参照しながら告げる


ーー「君のパンチ力は53万です」


やべっ、フリ⚪︎ザ様みた言い方になっちゃった


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ネタ募集(という名のうざいキャラへの嫌がらせ募集)フォームへの案の投稿ありがとうございます

まだまだ募集してるからぜひ投稿してきてね

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