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第33話 サーティーツーアイスクリーム社長に起きたら異世界ドッキリしてみた③ 創造神視点

社長を異世界に飛ばしてからサーティーツーアイスクリーム本社に来た

今は秘書さんに全社員を集めてもらっている


「オーラ、さっさと集まれい!いいお知らせがあるぞー」

「いいお知らせ?給料アップ?」

「もしかして、、、有給とっていいの?!」

「マジで?!有給取れるの!?もう有給なんて20年ぶりだよ!!」

「有給!有給!有給!有給!有給!有給!」


、、、ブラックだなぁ、この会社

有給取れれるだけでこんなにみんなはしゃぐなんて

てか有給20年ぶりってどう言うことよ。法律的に大丈夫そ?

でもさ、残念ながら


「有給じゃないわよ」


そう、有給じゃないんだよね


「はーいお疲れぃ、解散解散」

「チッ、明日までに休み取らないと俺離婚されるんだよ」

「俺なんて既に離婚したよ…あまりにもこの会社がブラックすぎて嫁逃げてったんだ」

「あぁ?まだ俺なんて結婚できてねぇよ」


一気にチリじりと去っていく


「社長の死ぬとこ、見れるわよ」


その言葉が秘書から放たれた瞬間、この会社内の時間が凍った

いや、凍ったわけではない。だけど、すべての社員が目をぎらつかせながらその場で固まったのだ


「秘書さんよぉ、ちょいとその話聞かせてもらおうか」


モヒカン世紀末のような髪型をしていてその身に合わぬスーツを着ている不審者が秘書さんに詰め寄る


「ふっ、流石にこの言葉には逆らえませんか。みなさん、私の横にいる少年は見えますね?」

「あぁ、それがどうしたってんだ」


ふっふっふ、ようやく僕の出番か


「どうもこんにちは、創造神だゾ⭐︎」


そのまま浮かぶ


「あ、そうなんすね」

「反応うすっ!?」


悲しいんですけど


「「で、社長の死ぬとこ見れるってどういうことっすか?」

「あ、普通に続けるのね。僕さっき社長異世界に吹っ飛ばしといたから多分死ぬ。いじょう!」

「????????????」


めっちゃ鳩がまめでっぽう喰らったような顔してこっち見てくるんだけど


「じゃあまぁわかりやすく画面映すね」


さらっとホログラムみたいなので画面に映し出す


「うお!ドラゴンの前で社長が寝てる!!」

「よく寝れるなあんなとこで」

「てかなんでドラゴンは襲わないの?さっさと殺ってくんねぇかな」


おーおー、荒れる荒れる

どんだけ社長に恨みたまってるねん


「ドラゴンにはね、社長が起きるまで待機ねって言ってるからまだ襲われないよ」

「ちぇー、さっさと起きろよー」

「おもんな」


どんだけ早く死んでほしいの?どうせ死んでも生き返らせるからね??


「あ、あとこれ念じればコメントできるよ」

「まじかよ」

「みんなでざまぁコメント送るの楽しみ」


こんなかんじで、社長の死ぬ瞬間をみんなで楽しむ視聴回が始まった


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ネタ募集(という名のうざいキャラへの嫌がらせ募集)フォームへの案の投稿ありがとうございます

まだまだ募集してるからぜひ投稿してきてね

リンク: https://forms.gle/UQ8DAcitM2MKhtGx5


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