「ちっ!なんで
「危ない危ない…。まさか曲がるとは思ってなかった」
そのままユメキは上空から狙撃を続ける。ついでに上から弾幕も放ち、逃げ場に弾幕を飛ばすことでナユカの行動に制限を
シオリも今度は弾幕を重ねてくるが、その弾幕はナユカの周りに展開されさらに動きずらい。
そこに上からまた狙撃される。そのほとんどを躱しながら今度はシオリに接近していくナユカ。〔ジャンプ〕を
パツゥン!!
またもやシオリに当たった狙撃はその瞬間に進行方向を変えてナユカの方に飛んで来る。
「うわっ!?また!?」
それをナユカは扇子で弾き、少しシオリとの空いた距離をカバーするように弾幕を張る。
狙撃は当たらないと判断したユメキは、そのまま今度はナユカに上から接近していく。そして弾幕を発射。ナユカはシオリとユメキ2人に、上と前から弾幕をクロスファイヤーされ、
「化け物か!?」
ずっと攻撃しているにも関わらず、全くダメージが通らないことにイライラしてきているユメキは気付いていない。
近づいてきたユメキに対してナユカは弾幕をシオリ向けて放つ。それはシオリに難なく
シオリは見えていないし、ユメキは
そのままぐるりと周りユメキの背中から弾幕が降り注ぐ。
「なっ!?」
「センパイッ!?」
シオリが声を上げるが時既に遅し。
突然の衝撃に
「うわわっ!!」
斬りかかろうとしていたナユカだが、咄嗟に右に避けた反動で、行動がワンテンポ遅れる。その間に体制を整え直したユメキは一命を取り留めた。
「【
何とか
回避行動をとるナユカ。右に左に回避していく。
そんな中、またもやシオリに当たったその鉄の弾丸が、ナユカの方に進路を変え速度はそのままに飛んできていた。
「味方に当たると敵の方角に跳ね返す?」
「ご名答!!」
「くぅー…」
数発貰いながらも、その技の効果範囲外に逃げ延びたナユカはもう一度、上に逃げたユメキを追う。
またもや飛んで来る援護射撃を、同じく弾幕で打ち消しつつ、今度は跳ね返って来る前提でユメキの方に近づいていく。2人からしてみれば、もうとっくのとうにMPが空っぽのはずのナユカが、未だに弾幕を放つ光景は疑問を超えて恐怖になりつつある。
「MPまじでどうなってんだ!!」
そんなナユカにユメキは悪態をつくが当の本人はなんのその。
ナユカはユメキを取り囲むようにまたもや〔桜〕の弾幕を振りまいていく。それはユメキを包み、閉じ込めるように降り注いだ。
ゆらゆら
残り少なくなったHPを見てユメキはさすがにもう無理だと考えたのか、ナユカから視線を離し咄嗟に魔弾をひとつ。あらぬ方向にぶっ飛ばし…
「うッ!!あとは任せた!」
「んな、無茶な!!」
そのままHPを全損させたユメキは消滅。
しかし、その時。最後に放った魔弾がナユカに直撃していた!
「うぐっ!!」
「隙ありっす!!」
そして。
「…え…?」
シオリのHPも全損していた。
その目にはナユカのお面と、ユキの笑みが怪しく見えていた。
ステータス
ーーーー
名前 ナユカ
所持金 218300G
HP 0├─╂─────────┤
MP 0├──────╂────┤
CP-5 ├──────────╂┤5
称号「回避の極意」
《スキル》
『パッシブ』
「原型」
魔力 魅力
「強化系」
体力強化 魔力強化
「生活系」
食べる
『アクティブ』
「属性系」
火 光 風 水 土
「変化系」
火炎 爆発
「鑑定系」
植物鑑定 鉱石鑑定 物品鑑定
「色彩系」
赤 青 緑 紫
「動作系」躱す 回す 伸ばす 直角 止める 減速 連動 集合 舞う 帰還 条件 打ち上げ 曲げる 振りまく 追尾
「設置系」
魔法陣 設置
「音響系」
歌唱 効果音
「表示系」
地図 表示 隠蔽 掲載
「部位系」
足 手
「命名系」
技名
「技術系」
短剣術 剣術 槍術 弓術
「造形系」
星 針 魚 桜
「体術系」
叩く スーパーアクセル 蹴る
「防御系」
防護 受け身
「装備系」
装備
「生産系」
鍛治 裁縫 調理
「飛行系」
ジャンプ 飛行
「状況系」
逆境 鼓舞
「行動系」
拍手 笑顔 投擲 与える
「?」
念話 合技
ーーーー
技
【煌星流姫「ペンタゴンスター」】
【舞戦扇武「ダンスフィンブレード」】
【昇華星林「トゥインクリング ナイトフラワー」】
【赤眼発動「ワールドビュー」】
【君と咲かせよう】
状態
・MP常時回復
・HP特定回復
・注目度上昇
・魅力値上昇
・反応速度上昇
・右腕使用制限