ゆっくりと吸って吐いた息が
白くなる季節に
どっかに落としてきた熱が燻ってる気がする
恋せよ乙女 そんな流行りの歌を焚き火にして
夜を明かす
本音がたまに暴走しそうになる
心の中に浮かぶ光景
ただ、わけもなく駆け出したくなって
そんな瞬間ー
見上げた夜空にデタラメな新たな星座を描いて
それを声高に、心の中で叫ぶんだ
まだ消えていなかった熱が導火線になる
息が白くなる季節の花火
ただそれだけで
心は踊り明かす、白い息を吐きながら
流行りに流されて
憧れに騙されて
たまに全部壊したくなるけど
中途半端に前に進んで
それの繰り返しに深い意味なんていらないみたいなんで
意味がないと価値がないわけでもないみたいなんで
ただ今は音を感じて
心も一緒にノラシテ・・・