とんこつ毬藻
異世界恋愛ロマファン
2024年11月18日
公開日
32万字
完結済
【2025年10月15日 本編完結しました! 沢山の応援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします】
聖女の力、それはこの世界の女神より授かった奇蹟の力。
大地を豊かにし、闇を浄化し、人々を癒す。創世の時代より、聖女の加護により発展して来た魔法都市、グリモワール王国。
アンリエッタ・マーズ・グリモワールはそんな王国の聖女――クレア・ミネルバ・グリモワールの妹だった。
幼い頃よりアンリエッタは姉と共に、聖女の妹として王宮のために力を使っていた。
力を使う事は心身の負担になっていたが、心優しい姉と、このまま平穏な生活を送る筈だった……この国の真実を知るまでは。
ある日、欲に塗れた貴族と王子、国家の真実を知った妹アンリエッタは、姉へ真実を伝える前に魔国へと追放されてしまう。
追放された彼女を出迎えたのは魔国カオスローディアの暴君とされる王子、レイス・グロウ・カオスロード。
アンリエッタを迎え入れた王子から提案された話は、〝契り〟の契約という名の契約結婚!?
それはアンリエッタが魔女になる鍵を握っていて……。
純粋な姉はいまも王子の寵愛を信じている。欲に塗れた貴族から姉を護る事が出来るのは自分しかいない。
そう思ったアンリエッタは魔国の皇子と契約し、魔女になる事を決意する。
すべてはお姉さまのために――
【2025年7月16日】
序盤の大幅改稿を実施しております。以前よりお読みいただいている読者様におかれましては、読み直さずとも展開の変更はございませんのでご安心ください。