-主人公-
マリス・シルヴィ・ピュガトワール
年齢
現在:12
性別:女
職業:領主の娘
特徴:「頭髪:紫,瞳の色:ヘーゼル,身長:135,体系.普通」
武器:短剣
習得魔法:空間、呪術、雷、風、水
特性:切断
性格:強欲(魔王に選ばれた影響)、我が儘なところがあれど思慮深い、身内には甘い所がある。
第二章では新たに臣下として護衛騎士ヘルガからの信頼を得た後、最初の人生にて、自らの手で命を奪ってしまった国の王子【シルヴァ・グラム・ファータイル】と再会する。
そして苦節ありがらも、【色欲】の魔族【愛欲のサラサリズ】を使い魔にする事に成功する。
魔族との戦いにおいて、負傷した母親を王都の屋敷へと連れて行き、ピュガトワール家専属の治癒魔法に預けた後、疲れた身体を癒す為に皆に諭され深い眠りへとついた。
-仲間達-
ヘルガ
年齢:22
性別:女
職業:護衛騎士→マリス専属の護衛騎士
特徴:「頭髪:黒,瞳の色:茶色,胸囲:中.身長:158,体系.普通」
武器:騎士剣 大剣
習得魔法:身体強化、空間、土
性格:面倒見がいい 仲間思い
ドニの六番目の娘。
平民から従騎士となり、護衛騎士となった経緯を持つ。
アデレードを王都の屋敷に運んだ後、彼女が眼を覚ますまでの間に折れた大剣をリバストの遺品としてジョルジュから受け取っていた騎士剣を溶かした鉄を使い、王都の鍛冶師の手で新たに打ち直された。
そして、アデレードが眼を覚ました後、ピュルガトワール辺境伯によりマリスの護衛騎士として任命され、彼女も喜んでその任を受け入れた。
アーロ
年齢:13
性別:男
職業:使用人 従騎士
特徴:「頭髪:茶色,瞳の色:茶色,身長:140,体系.普通」
武器:騎士剣 小盾の盾 従騎士の剣
習得魔法:身体強化
性格:責任感が強い
王城の屋敷に着いた後、本来であれば騎士剣を自身の手で手に入れる必要があるが、【セレスティア王女】の命を助け、従騎士でありながら大きな功績を立てたアーロを例外として、領地を一時的に離れ王都へと訪れたマリウスの判断のもと、騎士になる事が認められた。
その際に、戦場で拾った剣をアーロの手に合うように調整され、彼の騎士剣へと生まれ変わった。
現在は、ヘルガとジョルジュの指導の下、魔法の才能は秀でていないが……本人の努力により【肉体強化】が使えるようになり、才能のある剣術を集中的に鍛える事になり、血反吐を吐くような厳しい訓練に耐え抜いている
-ピュガトワール領護衛騎士-
リバスト・フランク・ケルトゥス
年齢:42
性別:男
職業;護衛騎士隊長
特徴:「頭髪:茶,瞳の色:茶色,身長:185,体系:筋肉質」
武器:騎士剣、片手剣
魔法:身体強化、空間、岩石
性格:責任感が強い 面倒見が良い 騎士道精神
ピュルガトワール領において護衛騎士隊長の座についている騎士の一人。
既婚者で、妻と五人の子宝に恵まれており、マリスを王都へと送り届けた後、家族へのお土産を買って帰る事を楽しみにしていた。
彼の死後、残された少ない遺品は全て家族の元へと返され、後日ピュルガトワール辺境伯から、子供を全員育て切っても使いきれない程の弔慰金が遺族へと送られた。
ジョルジュ・クレール・ジルベール
年齢:25
性別:男
職業;護衛騎士隊長代理
特徴:「頭髪:茶,瞳の色:黒,身長:170,体系:普通」
武器:騎士剣、槍
魔法:身体強化、空間、水、塩
性格:気難しい 責任感が強い むっつりスケベ
マリス達と分かれた後、急いでピュルガトワール辺境伯の元へと向かい手紙を渡す。
そして、今度は一時的に領地から離れるマリウスの護衛として、空間魔法にて王都の屋敷に来たが、アデレードが目を覚ますと今回の功績が認められ、正式に護衛騎士隊長へと就任した。
-ピュガトワール家-
アデレード・レネ・ピュガトワール
年齢:41
性別:女性
職業:ピュガトワール領主、魔法使い
特徴;「頭髪:紫,瞳の色:紫,胸囲:大.身長:155,体系.普通」
武器:護身用の短剣
習得魔法:呪術、風、水、雷
性格:家族思い、責任感が強い、貴族主義、束縛が強い
愛欲のサラサリズとの戦いにおいて、自らの魔法で傷を焼き止血を施しながらマリスを見守っていたが。
決着がついた後、緊張の糸がほどけ意識を失ってしまう。
その後、セレスティアの協力により急いで王都の屋敷に運ばれた後、治癒魔法による迅速な治療を受け、数日後に意識を取り戻した。
意識を取り戻すまでの間に、マリスからの手紙を受け取ったマリウスが、領地の管理を執事長へと任せ空間魔法を使い、転移した来た。
そうして目を覚ますまで、使用人達から休むようにと声を掛けられながらも、一人で看病を続け、目を覚ましたアデレードを優しく抱きしめたらしい。
-王族-
シルヴァ・グラム・ファータイル
年齢:13
性別:男
職業;ファータイルの第三王子
特徴:「頭髪:金,瞳の色:碧眼,身長:150,体系:普通」
武器:剣
魔法:月
王都から攫われた双子の妹を助けるために、足取りを追ってピュガトワール領へとお忍びで訪れたファータイルの第三王子。
王都へと戻った後、セレスティアを無事に救出出来た事を知らせる為に、マリスと学園で再開出来る事を楽しみに王城へと帰還した。
セレスティア・リゼット・ファータイル
年齢:13
性別:女
職業;ファータイルの第三王女
特徴:「頭髪:銀,瞳の色:碧眼,身長:145,体系:普通」
武器:短杖
魔法:月
攫われ、奴隷として自分の意識を封じられていたファータイル国の第三王女。
シルヴァと共に王城へと帰還した後、ファータイル王の怒りを買い、学園の入学が行われる日まで謹慎を義務付けられ、堅苦しく暇な日々を過ごしている……が、自身を助けてくれたアーロに淡い恋心を抱いているが、後に平民であることを知ると彼が騎士となり功績をあげ、準貴族から貴族の位に着ける日を楽しみに日々を過ごすことにした。
-敵-
愛欲のサラサリズ
種族:魔族
年齢:不明
性別:雌
職業:無
特徴:「頭部の左右から生える白い角,頭髪:ピンク,瞳の色:虹,身長:120,体系:小柄」
武器:糸
魔法:糸、雷、洗脳
マリス達が王都への道中で出会った魔族の少女。
産まれる事が出来なかった、生まれても幼くして無くなってしまった、家族の愛を受ける事が出来なかった命が死後、生まれたかった、愛されたかった、もっと生きたかったという想いで集い、この世に生を受けた【色欲】の魔族。
真に自分を愛してくれて必要としてくれる人求めて、彷徨っているうちにマリス達の住む国に行きつくまでに、数えきれない程の人物を作り替えてしまった。
マリスの使い魔になった後、身体はリボンへと姿を変え、意識は魔導書の中へと封じられた。
そして……彼女の魔法が解け作り替えられた者達は全員、身体が崩れて純白の糸へと変わり、マリス達が宿泊した街を含めて恐ろしい程の被害が起きてしまったが、彼女達はまだ……その事を知らない。