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088 たとえ監視が厳しくとも

「おい、勇者が来たぞ!」

ここは魔王城にほど近い小さな町。

そこへ来た、となればどんな扱いをされるか連中だって分かっているはずだ。

ここは魔王軍最終防衛ライン直前でもある。

親衛隊の目も光っているし、目立った手助けなどもできない。

だが魔王討伐の応援はしたい。

たとえ俺たちが魔物でも。

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