憩いの時
小鳥飛び
小鳥鳴き合い
巣ができて
華やぐお山
憩いの時ぞ
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苛立つことが多少あったとしても、お山に響き渡る小鳥の鳴き合いに心が憩う。
更に寺子屋のほうから聞こえてくる子供たちの楽し気な様子に、それぞれの立場で思いやりの気持ちが動く。
お山に華やぐ音が流れた時に、苛立っていた内容もサラサラと流れていく。
「なんだか大丈夫な気がするね。」
「そうだね!この前も、大丈夫だったよね。」
そう言いながら、気になる事があっても小脇に抱えて目の前の『憩いの音』に集中するのでした。