梅の実
雰囲気が
明るくなった
お山から
梅の実ころり
もひとつ、ころり
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梅干し用に梅狩りした梅の他に、熟すまで待って転がる梅の実を待つ。
田植えの帰りに梅の木の下へ行き、拾い集めて適量集まると梅仕事。
いくつかの拾った梅を、何かのついでに年配者のいる家や子だくさんの家に運ぶ。
梅仕事を終えた家は、梟の止まり木に印をつけて知らせる。
次の家に梅が回って村中に梅がいきわたるのが理想だ。
何となく集まって、気兼ねなく梅仕事。
新しい村人二人の噂話に花を咲かせながら、例年よりも土間が明るくなるのでした。