漂い
続けてく
意思はあるかと
問われての
己の気持ち
空を漂い
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「お主、これから先も、腹ぁ決めておるのか?まんず、先行きはどう見てるんるかいの?」そう問われ眩暈がして倒れた。
布団の中で気がつくと「ほなら、今日は戻るで。」と遠くで親父の声がする。
それはもう、帰ってくれ!と、思いながら寝返りを打つ。
空を見ると青空に白い雲がぽっかりと浮かんでいる。
真っ直ぐ進んできたと思うのだが、何か間違えてしまったのだろか?と、胸に手をあて空を見上げて……。
しばらく寝転んで、自分の気持ちごと空を漂わせてみるのでした。