智郷めぐる
異世界ファンタジー戦記
2025年01月17日
公開日
9.1万字
連載中
ある日、皇宮の図書管理機構からいくつもの書が盗まれた。
賊は機密書類などもおさめられた秘閣《ひかく》にも侵入したようだが、現場はひどく荒らされており、いったいどんな書が何点盗まれたのかわからない。
そこで、窃盗への関与を疑われた官僚は自ら江湖にあるとても有名な楼閣へ力を貸してもらいに行くことに。
その楼閣には、これまでの歴史で綴られてきた全ての書物の原本や写本があるという。
皇宮へやってきた楼閣の閣主《かくしゅ》と調べ始めると、次々に失われた書が判明。
その一つ一つの行方を探さなくては、新たな事件が次々と起こる可能性がある。
そこで、普段から閣主の手伝いをしている少仙《しょうせん》、虞《ユー》 緑雨《リュユー》と、何故か一緒に行くと言い張る第五皇子の魏《ウェイ》 懐愿《フゥァイユェン》が旅に出ることに。
誰が何の目的で書を盗み、何を企んでいるのかを探るために。
※毎週金曜日22時~、更新。
※未成年者の飲酒は健康に悪影響を与える可能性があり、法律で厳しく制限されています。物語内での描写はフィクションであり、現実世界での行動を助長するものではありません。
※本作は架空の中華風ファンタジー世界を舞台にしており、実際の歴史や文化からインスピレーションを受けていますが、物語の世界観に合わせて、時代設定や文化については柔軟なアレンジを加えています。そのため、厳密な時代考証には従っていませんので、あらかじめご了承ください。