お船の上で初体験。小雪の大人への儀式は類を見ないほど特殊なものになった。
「お兄ちゃん好き♡ ラクトお兄ちゃんより好きっ♡ もうあの人はどうでもいいの♡」
ここにきていきなりの主人公の名前。多分心のどこかで吹っ切れていなかったのだろうな。
だが処女を捧げたことで俺への思いに心が振り切れたようだ。
「幼馴染みのこと、好きだったんだな」
「好きだった、でも、違うのっ、
「そうか。じゃあ
スキルのおかげであるが、
そして俺一色に染まって自分を捧げている。
喜びにむせびながら心の内を吐露する
「でも、
「人の心が変わる時って案外一瞬だよ。恋は新しくなっていくものさ。もちろん、もう俺以外の誰にも恋なんかさせないけどな」
「うん♡ 亮二お兄ちゃん、ずっと
「ああ、頑張るよ。初恋は実らないっていうけど、
「うん、ありがとう亮二お兄ちゃん」
◇◇◇
「
「
「うん♡」
ボートの上で初体験。妖精さんのおかげでまた一つ貴重な経験ができた。
「でも、ちょっとだけお股がガクガクして、まだ何か入ってるみたいな感じがする」
そんな事言われたらまた滾ってしまうぞ
ひょこひょこと少しだけびっこを引く小さな女の子というのは犯罪的に可愛いじゃないか。
家路に着こうと電車に乗ったところで、
終始幸せ全開モードで地元の駅に到着し、
「お兄ちゃん、
「そうだな。そうしてやりたいが、この後は
「じゃあ
「そうか。よし、じゃあ
「うん、分かった」
その為の訓練はゲーム本編内だとルートに入ってからのクライマックスに行なわれる。
あれは
だから俺達の仲間内で少しずつその訓練をしていこう。
「大丈夫だって。小雪、お兄ちゃんのお家いきたい」
「よーし、そんじゃあ今夜はたっぷり可愛がってやるからな」
「うん♡」
◇◇◇
「おっ? あれは……」
そこは駅近くに隣接するホテル街。
例の清楚ビッチである山本恵美と腕を組み、近くのラブホてるにしけ込んでいる所だったのだ。
丁度良く二人してホテル入っていこうというところであり、俺はとっさに身を隠した。
恵美の方は俺に気が付いたようで、ペロリと舌なめずりをして「いただきます♪」のアイコンタクトを送ってきた。
これでアイツが幼馴染み達に興味をなくしてくれたら万々歳だ。