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烏賊戦記
烏賊戦記
シロノクマ
異世界ファンタジー冒険・バトル
2025年01月20日
公開日
11万字
連載中
 深い海の底に息づく伝説的な古代の魔獣『エンシェント・カオス・クラーケン』  コレはやがて知識を得、知恵を求め、感情を欲し、欲求を生み、遂には地上へとその〈触手〉を伸ばした!!  千年の昔、人々は〈魔王〉の脅威にさらされ〈勇者〉を求めていた。  異界より召喚された歴代の勇者は〈魔王〉を完全に消滅させることに成功。しかし、人々は〈勇者〉の力に溺れその後数百年召喚を止めなかった。  そんな時、数十年前に地上に地獄をもたらし、「勇者達」によって討伐された伝説の魔獣『エンシェント・カオス・クラーケン』の〈魔核〉を用いた人体実験『プロジェクト・スクイド』が発足 。 『エンシェント・カオス・クラーケン』の魔核を埋め込まれた哀れな実験対象(勇者) 『ホオズキ・カイ』は、魔獣の自我を持つ人となり自らを『スクイド・ホオズキ』と名乗る。 スクイドはその憎悪を勇者召喚を続けた国家〈ゴドソラム王国〉へと向け、王国は滅亡。 スクイドは忽然と姿を消し、百年の月日が流れた。 『ホオズキ・カイ』の知識を得た元『エンシェント・カオス・クラーケン』現スクイドは満を持して憧れの地上世界へと舞い戻った。  そこでスクイドは悲運の王女エステルと出会う。  エステルは第七王女でありながらも、余りにも不僕な境遇を生きている美少女だった。  彼女には一つの切実な願いがあった。  それは王位継承をかけたく王戦を勝ち抜き、自由と尊厳を手にすること。    スクイドとの出会いは、その願いを叶えるための手段と彼女は考えた。  スクイドは、エステルの野望を達成する過程で得られる知識や経験に興味を抱き、最終的に二人はある契約を交わす。 「ふむ、自分が力を貸し契約が成就した暁には触手プレイを所望する」 「断固として拒否します!!」  かくして運命的な出会いを果たした二人はお互いの目的を果たすべく、その触手を振り回す!!  烏賊戦記、ここに開幕。  なろう・カクヨムにも同作品を掲載しています。

*序章*超古代混沌烏賊

第0話:知識を欲する烏賊

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