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第30話 アンティーク


お洒落な小物達

どこか趣のあるお店

風情を感じる宝

全てのアンティークに

歴史がある

人にアンティークと言う言葉は

当てはまらない

朽ちて枯れて果てるから

残ったとしても骨だけなのだから

今の人達が作る物は

アンティークになるだろう

何時の時間を経て

それはアンティークになる

人はアンティークを作る事はできるが

アンティークにはなれない

だが不老不死を望む人も居る

それが成功したとして

その人はアンティークと呼べるのだろうか

ただの廃人にしか見えない

ただの生ごみにしか見えない

ただの醜い生物にしか見えない

それが望む不老不死だ

アンティークとは程遠い


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