目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第43話 手すり


人は触り体を預ける

そこに体重を乗せ

重心を預け

手助けが欲しい

この人生にも手すりがあれば

この心にも手すりがあれば

どれほど信頼できて

どれほど安心できるか

そんな手すりを所望する

階段だけでは物足りない

スロープだけでは物足りない

誰かが僕の手すりになってくれれば

体重を預け重心を預け心を預けれる

そんな仲間を

僕は求む


この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?