車に撥ねられた私は、学生時代にハマったスポーツマンガの世界に転生していた。
熱中症で倒れた一年のマネージャー。
その私を、主人公や部長、顧問が心配そうに見守っていた。
私の推しは、我関せず、自主練中だろう。
…これは私が書いていた夢小説だ。
書き終えず放り出したから、この先は無いが。