6月末頃からの予定でクラウドファンディングの準備をしています。
8月末までのおよそ2ヶ月間の予定です。
以下、プロジェクト内容を記載しておきます。
プロジェクトタイトル:【石垣島からSOS】平均寿命1~2年、緑地公園の捨て猫150頭に医療とご飯を!
■はじめに
はじめまして。
私たち「Cat nursery Larimar(ラリマー)」は、2021年から石垣島・南ぬ浜町緑地公園の地域猫管理を担う認可団体です。
八重山諸島の1つ、石垣島には「南ぬ浜町緑地公園」という猫の遺棄場となっている公園があり、例年、100頭前後もの猫が捨てられています。
ここでは、残酷な実態が繰り返されています。
病気や交通事故などの怪我を負って、また妊娠が発覚したことで遺棄される猫が後を絶ちません。
釣り糸が足に絡まり、血行不良によって切断を余儀なくされた子や、釣り針を誤飲して苦しむ子も少なくありません。
離島ゆえ高度医療を要する場合の島外搬送費用も大きなハードルです。
現状、不足する資金はボランティアが私費を投じていますが、このままでは活動継続が危ぶまれています。
どうか、この活動を続け、遺棄され傷ついた猫たちを救うために、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
■このプロジェクトで実現したいこと
ラリマーは石垣市の許可のもと、南ぬ浜町緑地公園の猫たちの餌やりと傷病治療をしています。
多いときは200頭近くにもなる猫たちの餌代と傷病治療費を、僅か3~4人のボランティアメンバーが負担してきました。
2024年の餌代・医療費は合計203万円に達し、ボランティアが持ち出しで約68万円、自己負担しました。
メンバーはごく普通の会社員です。
裕福とはいえない生活費を削り、猫たちの餌代と医療費を賄っています。
2025年も不足すると思われる費用をみなさまに支援いただき、小さな島の多くの猫たちを助けて頂けないでしょうか?
■これまでのあゆみ(遺棄数/ラリマーの活動)
2018~2019年:遺棄頭数108頭。ラリマー設立以前からTNRや餌やりを実施してきました。
2020年:コ ロ ナによる外出自粛で遺棄数が減少。「保護団体の無い石垣島に保護施設を作りたい」と題した第1回クラウドファンディングで、総支援額1,510,500円を達成しました(SUCCESS)。
2021年:公園が立ち入り禁止となった影響で遺棄数が約25頭に激減。ラリマーを正式設立し、クラウドファンディング資金で保護施設を購入。創設初年度には、43頭の譲渡を記録し、第2回クラウドファンディング「石垣島のTNR2021~一代限りの猫生を~」で総支援額500,102円を達成(FUNDED)。
2022年:遺棄176頭、そのうち120頭が死亡または行方不明という深刻な状況に。第3回クラウドファンディング「石垣島のTNR2022」で総支援額423,200円を達成(FUNDED)。また、傷病猫を東京へ空輸して治療を行う体制を構築しました。
2023年:オリコンニュースへの掲載などで遺棄数が50頭まで減少。第4回クラウドファンディング「500頭以上の猫たちが捨てられた、小さな島からのSOS」で、総支援額669,000円を達成(FUNDED)。
2024年:遺棄数は38頭まで減少(例年100頭前後→大幅改善)。島全体でのTNRにも協力しました。第5回クラウドファンディングでは総支援額349,500円を達成(FUNDED)。収支は支出203万円に対し収入136万円で、約68万円をボランティアが私費で補填しました。また、JAC環境動物保護財団より53万円の助成金を得て施設改装を完了しました。
■今後の活動計画(令和7年度の予定)
・活動期間:令和7年4月1日~令和8年3月末
・活動場所:南ぬ浜町緑地公園
・活動体制:石垣市環境課、八重山保健所との協力によるTNR及び傷病猫の治療保護活動
この他、石垣島の各地で繁殖している飼い主のいない猫たちのTNRのお手伝いもします。
■プロジェクトのスケジュール
2025年 6月末頃 プロジェクトスタート
2025年 7月末頃 リターンの追加予定
2025年 8月末頃 プロジェクト終了
2025年 9月末頃 プロジェクトの収益受け取り
2025年10月末頃 リターン品の発送
■最後に
ラリマーは設立から5年目を迎えました。
経済的に苦しい中でもここまで続けてこられたのは、支援者の皆さまのおかげです。
南ぬ浜町緑地公園に捨てられる猫たちの中には、 寄生虫に冒されたり猫エイズや重度の風邪などで明らかに“まともな飼われ方をしていなかった猫”と思われる子もいます。
また最近では、釣り糸が足に巻きついて壊死・切断せざるを得なかった子や、轢き逃げに遭った子も多数います。
「捨てた人間が悪い」「無責任な飼い主が悪い」という思いもありますが、
罪のない猫たちに救いを与えることが、私たちにできる唯一の手段です。
どうかラリマーのメンバーとともに、ただ猫たちのためだけに、
温かいご支援をお願いできませんでしょうか?