保護ボラが付けた仮名「クロスケ」から、「黒助」という正式名を付けて頂いた、1匹の黒猫。
黒助は2023年に関東の里親さんに引き取られ、可愛がられながら幸せに暮らしています。
里親さんは年に何度かこうして元気な姿を送って下さるので、メンバーたちはいつも大喜びしています。
新石垣空港から東京羽田空港までの距離およそ1,938 km。
黒助は2023年11月12日に遥か海の彼方へと飛んでいきました。
里親さんは黒猫好きな方で、黒猫の男の子をと望まれての海越えです。
空輸代などは里親さんが負担して下さいました。
この子は、2022年8月17日に南ぬ浜町緑地公園に遺棄された仔猫です。
酷い風邪ひき状態で、目ヤニで両目が開かないほどの結膜炎を患っていました。
少し涙目になりがちのようですが、現在はパッチリ開いた綺麗な両目になっています。
結膜炎で目が塞がった状態で棄てるなんて、元の飼い主は一体どんな育て方をしていたのでしょうか。
きっと風邪をひいても病院へ連れて行かずにほったらかしだったのでしょうね。
公園に棄てられた仔猫の多くは、風邪による結膜炎で目が開かなくなっていたり、眼球が白濁していたり、最悪の場合は失明することもあります。
保護を担当したメンバーは、風邪ひき仔猫をすぐに病院へ連れて行きました。
猫風邪の医療費は、石垣島の病院では抗生剤1週間分で3000~4000円ほど。
1週間で治ればいいのですが、長引く子が多く、1ヶ月で1万円を超えることもよくあります。
猫たちの医療費は、皆様からラリマーにお寄せ頂いた御支援が頼りです。
プロジェクト1日目、開始15時間経過時の達成率は16%。
総支援額はこの活動報告を書いている時点で109,000円となっております。
御支援下さった方に心より感謝申し上げます。
まだ始まったばかりのクラウドファンディングを、この後も応援よろしくお願いします。