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第2話 智也 5

だったら思い切って告白して自爆すれば僕の「今日の先輩報告」から解放されるわけだ。





僕は一晩考えたあげく決めた。





告白しよう!!





電話やメールといっても先輩とそんなことする自体考えられない。





多分、一生無理だ。





だったら言うだけ言ってみよう!




と思って手紙を下駄箱に入れた。





だけど内容は




「始業式の後に体育館の裏に来てください!お話があります。」




という怪しい内容のものだった。





あー、出さなければ良かった……。





行かなければ先輩からずっと怪しいヤツとレッテルを貼られる。





だけど出したら行かないわけにはいかない。





始業式のあと、僕は体育館の裏で安藤先輩を待っていた。




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