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第3話 菜々 3

「まずは私が許可するまではわたしに指一本触れないこと」





「はい」





「わたしが呼んだら必ずくること」





「はい」





「あと、私を束縛しないこと。この三つが条件だけど良い?」






「はい!宜しくお願いします!」





「えっ?いいの?」





「はい!先輩の彼氏になれるなら条件でもなんでも良いです!」





「あっそう…」





「なんか夢みたいです」




こんな条件出したらさすがに断ると思ったら即受けだったんで驚いた。




でも気を取り直して




「あと連絡先教えて」





そうして私達は番号とLINEを交換した。

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