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第5話 新しい朝・菜々 1

「おはようございます!」




駅に着くと智也が笑顔で迎えてくれた。





今日から智也と一緒の登校が始まったわけだ。





「あー、満員電車ってキライ。乗るだけで疲れちゃう」





「はい。僕も満員電車は疲れます!」





「そう。はい、バッグ」




私が差し出すと智也はニコニコして受け取った。




私が歩き出すと智也もついてくる。





カバン持ちがいる登校は楽でいいや。





歩いていると途中のコンビニの前で立ち止まった。




そうだ!




私が大好きなプリンクレープを買おう!

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