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あとがき



 皆様、最後までお読みいただきありがとうございました! 10万字を達成しましたので、ここにて完結とさせていただきます!


 元々この作品を書こうと思ったのは、ちょっと変わったものを書きたいなと思ったからです。

 幼い頃、遊んだ男の子が再会したら実は女の子だった……という作品はほどほどに世の中にあると思いますが、それは主人公が男の子のものがほとんどのもののはず。

 なので、主人公が女の子だったらどうなるか……と思った次第です。


 主人公が男の子なら、再会した女の子とラブコメが始まる予感だけど、主人公が女の子で再会したのも女の子なら、果たしてどうなるだろう。

 ちょっと面白い展開になるかなと思って、それがきっかけです。


 作中では華怜と晴樹がお互いのことを「ハルキ」「カレン」とカタカナ表記で呼んでましたが、これはちょっとだけ意味はあります。

 華怜は晴樹のことを、女の子だとはわかっているけど実際には認められていない……そんな複雑な心境から、カナ表記になっちゃったわけです。

 晴樹の場合は、彼女だけ呼び方が漢字表記なのも変かなぁと思ったのでカナ表記にしました(笑)


 物語が進むにつれ、弟の聡やクラスメイトの蓮花など、大きく絡んでくるか……といったところではあります。

 聡のハーレムになるのか、それよりも華怜は晴樹のことを諦められるのか。きっとまだまだ無理でしょう。


 ちなみにですが、華怜は女の子が好きなわけではありません。晴樹が好きなのです。晴樹が男の子だったらなんの問題もなく告白して、そして成就していたでしょう。

 逆の場合も、やっぱりうまくはいっていました。問題なのは、同性だということだけ。


 真面目な華怜の頭の中じゃ、同性恋愛なんて考えられないし、また晴樹もそれを受け入れるなんて思わないので女同士というのは彼女の中で大きなネックになっています。

 ただ、真面目な華怜も晴樹が絡むとアホになるので、近いうちにはっちゃけるかもしれません。


 思い悩む華怜の心情は書いていてなかなか楽しかったですね。対して晴樹はなかなかの朴念仁。この無自覚ヤローが華怜をドギマギさせる。


 これから先、二人の関係性はどうなっていくのか。友達のままなのか、それとも……?

 自分の中でもまだ答えは出ていませんが、いろいろ悩みながらも進んでいくことでしょう。


 さて、改めまして最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 他にもいろいろ連載しているので、見ていただけたら嬉しいです。

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