ヤマノケとはネットの創作怪談「洒落怖」で語られた怪異・妖怪。
漢字表記は恐らく「山ノ怪」だと思われる。
その名の通り、深い山に住んでおり
真っ白な肌をした、頭部のない人間の姿で一本足。
怪物のような顔が胸部についており、
人間と出会うと、不気味にほほ笑み、
「テン、ソウ、メツ…テン、ソウ、メツ…」
と呪詛を呟き、両腕を滅茶苦茶に振り回し一本足で
けんけんしながら襲いかかってくるそうだ。
また、女性にとり憑く能力を持つらしく
犠牲となった女性は憑依の直後、
「はいれたはいれたはいれたはいれた」
と呟き、その後は
「テン、ソウ、メツ…テン、ソウ、メツ…」
と繰り返すようになる。
49日の間に
ヤマノケを祓うことができない場合、
被害者は生涯元には戻らないという。