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第78話 求人依頼 2

ある依頼者不明の高額依頼を前に数人の若者が呟いていた。


[ 高額報酬保証 ]

ホワイトな職場で残業はありません。

誰でも出来る簡単なお仕事です。

管理者候補 1名

幹部候補生 若干名

魔力大もしくは剣技スキルの方優遇。

[ 闇属性の方 大優遇 ]

勤務条件・時間等は、相談可



「ねえ。この求人はどう?」

「条件はクリアかな。しかし大丈夫な仕事かな?」

「不安定な冒険者より、定職に就いた方が生活が安定するから、絶対に必要だよ。」

「わかったよ。先ずは安定した生活を築いてから、修行開始だね。」

「でも、勇者一行なのに王国からは、支度金のみで、後は自分たちで稼げって、酷すぎない。」

「怒ったて、仕方ないさ。勇者が王様を怒らすんだもの。・・・まぁがんばろうぜ。」


そして、面接に合格した一行は、異世界の常識が解らないまま、知らぬ間に魔王となり、そして暇を見付けては勇者の修行を行ってます。


何か変な感じです。




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