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撃墜王の流儀〜2万人が開発したらしい人型機動兵器が無双な件について〜
撃墜王の流儀〜2万人が開発したらしい人型機動兵器が無双な件について〜
ヤナギメリア
SF宇宙
2025年04月16日
公開日
6.8万字
連載中
 人が宇宙に進出して500年。小惑星帯の宇宙都市で暮らす僕は、突然現れた人型機動兵器の彼に助けられた。  複合企業の支社長令息で、義勇軍のパイロット訓練を受けていた僕は、義妹と義母を守るため、彼に乗り込み、襲いかかってきた謎のロボットと戦う事に。  これは「戦うための力」であり、変わっていく彼と、そのパイロットである僕が、流れ星の撃墜王として、世界に君臨するお話。

第1話 「その名は」

 宇宙そらを征く為に必要な物は、星のみである。


 旧世紀宇宙開発機構代表 ジーク・カリウス



 宇宙を旅する事に、必要な物は、なんだろうか?


 無人地域に、1つだけ何かを持っていけるとしたら、何を持っていく? みたいなよくある質問だけど、まずは考えてみてほしい。


 ………………考えたかな? 色々あると思う。食料。燃料。水と空気。宇宙船や宇宙艇。高性能AIや、高性能な巨大ロボット。どんな人でもたった1つなんて、すぐに決められないと思う。


 けど、けどね。実は答えは、たった1つで、とってもシンプルなんだ。


 宇宙を旅する事に必要不可欠な物。それは最初から決まっている。惑星だ。相応に水を湛えて、重力がちゃんとあって、生き物が生きる星があれば、それで十分なんだね。


 だから僕の家。イルマ・コンツェルンは、星のような物を作って売ったり、補修したり、剪定工事を請け負ったりして、生活している。


「お兄ちゃん起きてッ!! お・き・な・さ・いぃいッッ!!!」


 誰かに語りかけていたような夢と睡魔から、目を開く。昨日はSNSで「# 胸だけで十リポスト来たらえっち」を、ずっと読んでいたから、眠い。


 愛すべき義妹いもうとが、遠慮なく僕の上で暴れていた。


「リア……今日も、元気だねぇ……」


「今日は寝坊しないって言ったッ!!!」


 気持ちいい睡眠カプセルに、もう少し微睡まどろもうとしたらこれだ。まあ僕が悪い。今日は一週間に一度。イルマさんが宇宙そらから、このローゼスに帰って来る日だ。


 僕が居ないとリアは事業所に出入りできないし、イルマさんも迎えに行けない。少し早めでも起こしたい気持ちは、眠い。


「………起きないとぉ。このカプセルをバラして、お昼ご飯にするぞぉぉ!」


「はい今すぐ起きたよさっさとご飯食うぞ!!」


 誕生日に奮発して買った最新型安眠カプセルを、お昼ごはんにされちゃ堪んない。内側から操作してカプセルのフタを開ける。


 ギャーギャー言いながら抱きついてくるリアとリビングで、急いで食事をかき込む。


「おや、お出かけですか。カマリアさん。アローさん?」


「うん。後お願いクジョーさん!!」


「急ぐぅのぉおー!!!」


 メイドのクジョーさんに挨拶して、一等地の屋敷から、電気自動車エレカバギーを一気に走らせる。自動運転モードなので無駄なくスイスイ進んでいく。


 トンネルを抜けると、葉緑素の薄緑色の空。更にその向こうには、透明樹皮防壁を隔てて、火星と木星の間にある小惑星帯宙域アステロイド・ベルトちゅういき


 ここ、ローゼスは、その中の小惑星に作られた、宇宙都市の1つ。事業所が見えてきた。


 もう、我らが回収揚陸艦かいしゅうようりくかん「アルカナクラス」が、鼻先を進めている。気の早い社員はロールRフッドF……十メートル級の「人の役割を補佐する」ロボットで、回収物の運び出しを始めている。


「あっち!! オート切って!!」


「え、そっち別搬入口だろ!?」


「あっちあっち、あっちなのぉッッ!!!」


 ダッシュボードをバンバン叩いて、リアがまたギャーギャー言い始めた。けど彼女はすっっっっごくカンが良い。この前も運搬事故に巻き込まれる前に、教えてくれた。


 それに、たいてい目を輝かせてる時は、何か、特別がある。


「見てッ!! デッカいッッ!!!」


「おぉ……!!」


 別搬入口の向こう。初めて見た二十メートル近い機体RFが二機と、同じくらい巨大な薄緑色の球体物が、搬入されようとしていた。



◇◇◇



 低重力エリアに入った途端。すさまじいマニューバーで、リアは飛び出して行く。電気自動車エレカバギーにロックをする暇もない。


 全力で追いかけないと、彼女みたいな宇宙遊泳スペースウォーク年少部門、三年連続優勝者には、とても追いつけない。


「御曹司! もう来たんで!?」


「家のじゃじゃ馬が、アレ前に待てると思う!?」


 事業所のおっちゃんたちにも驚かれた。いい加減13歳にもなってはしたないから言って聞かせて、スパッツ履かせてるけど、欠片も気にしやしない。


 流石に、搬入の邪魔になるほど近くに行かなかったので、彼女の襟首をつかまえて事無きを得た。


「アレ、動くの!?」


「上手くは行かないだろうね。メインは生きとるけど、いくつかイカれとるんだよ」


 プシュップシューっとスラスター音を響かせて、骨董品の車椅子兼用宇宙服が近づいてきた。リアそっくりの赤い髪に、童顔だが精悍な顔立ち。


 イルマ・コンツェルンの支社長で、僕の親代わりで、歳の離れた姉みたいな女性。


 今日も豊満な胸元が眩しい、イルマさんだ。


「イルマ!!」


「あははっ、リアちゃん。良い子にしてたかい?」


「イイコにしてたよ!! イイコしすぎたくらいだよ!!!」


 どの口が言うんだか。今日もイルマさんは、デレデレにリアを抱きしめて甘やかしている。実に愛すべき日常の風景だけど、早く向こうの二十メートル級の事を聞いてみたい。


「なんであんな、バカデカいんだろ……?」


「モノコック構造……ある種の外骨格と旧世紀の動力機構を入れるには、このくらいデカくないとダメだったのさ。ある程度攻撃に耐えられないと、兵器として欠陥品だからねぇ……」


 兵器。人が操縦して戦争するロボット。僕の機体ムクのように十メートルくらいじゃ無いし、見た感じ鉄製部品だけで作られている。


 ロールRフッドFは自然科学からの、多くの「有機部品」と鉄製部品でできている。


 僕の「機体ムク」だって、チューブとかほとんど防腐剤とトウモロコシで、エアコンの電池とかも元をたどれば、遺伝子加工された果実と野菜だ。


 とどのつまり。いざと言うとき食料になったり、空気や水を単独で生産したり、ロールRフッドFは人間が宇宙で暮らす事に必要不可欠な、人型でありながら「星」に近い性質を持っている。


 だから、安眠カプセルだって、電気自動車エレカバギーだって、この宇宙に浮かぶローゼスの街だって、有機部品を多く含んでいる。


 回収機の主力兵装かな。腕部内に付いてる二門の砲口が見えるけど、口径が大きすぎる。レーザーを収束できる技術が、まだ無かったのかな。


「まあ、いろいろ技術的な御託はあるんだろうが、アロー。根っこは分かるかい?」


「根っこ、なにそれ?」


「行ったことない遠くへ、少しでも行かせたかったんだろうさ、一人でも多く共に。まるで友人みたいに、たとえ見せかけでも。だから、あたしらの先祖は、人型に作った」


「遠くへ……」


 遠く。誰も行ったことも無い場所。そんなところ、あるんだろうか。これだけ色々発展しているのに。


 現在では、高性能な量子疑似脳細胞りょうしぎじニューロンコンピューター。旧世紀から続く、膨大なデータを礎に発展させ、効率化させた設計出力CAN加工設計CAM解析検証CAEシステム。


 宇宙空間由来の新合金や、遺伝子改良された植物由来の部材や部品。これらのおかげで、宇宙では大型の人型汎用機器を作らない方が、むしろ非効率なまでに、工業力が著しく向上しているのに。


「固定ロックは終わったみたいだね。せっかくだ。手伝ってお行き」


「………………?」


「リア、どうした?」


 乗れると思って元気よく「はーい!!!」といつも通り返事をすると思っていたリアが、突然隔壁の方を向いて目を細めた。隔壁の向こう側は博物区だ。荒れた旧世紀の街並みしか、ないはずなんだけど。


「来るよ……」


「来るって、何が?」


「戦う、ための……いっつ……!!」


「うぁっ……!!?」


 耳が痛い。キィーンって、耳鳴りがする。おかしい。痛い。僕の身体は低重力に慣れてるはずなのに。押さえた指先がぬるっとする。わずかに血が付着している。


「突然どうしたんだい。2人とも!?」


 宙に浮かぶイルマさんの遥か向こう側。分厚い隔壁から、青白いレーザー光が、飛び出ている。


 あれは、一体。まさか、隔壁を壊しているのか。


 伸びた青白い光が隔壁の外側を溶かしながら、正四角形に動いていく。ガァン! ガァンッ!! と乱暴に隔壁の向こうから、体当たりでもしているような、爆音が。


「お、お兄ちゃん……!」


「リア、危ないから、僕の背に!」


 異様だ。僕がリアをかばう間に、無理にこじ開けられた隔壁が宇宙に飛び出して「ソイツ」が姿を現した。


 人型機体RFだ。十メートル級くらい。でもソイツは僕らの扱う機体RFとは、決定的な違いがある。ムクなら1つ目型のカメラアイが、バイザーのようになっている。


 あんな光放熱素材タイプは、見たことが無い。


「いかん!! 捕まれ!!」


「きゃあああああああ!!?」


 強い風に吸い込まれそうになる。暴風が壊された個所から宇宙に出ていく。当たり前だ。


 ここは独立機密区画で、パンパンに空気の詰まった風船の口を、真空に近い何も無い宇宙の中で、いきなりこじ開けた状態に近い。


 イルマさんが車椅子兼用宇宙服を操作して、固定用アンカーワイヤーを出してくれた。流されかけたリアを捕まえて、緑の巨大球体の近くで耐える。出てきたゴーグル付きの機体RFは、三機。


 なに考えているんだ。今出ていった空気だって一財産だ。これは明確な、重犯罪行為だぞ。


 バイザー付きの機体RFは、背負っていた大型のレーザー・ランチャーを、街の時計塔に向けて。


「待っ……!!?」


 ぶっ放しやがった。撃ち込んできやがった。一瞬で街は、レーザーの応射が吹き荒れる、戦場になってしまった。


 ここからでも見える。分かってしまう。人が、生命が、無惨に散っていく。


ッッッッ!!!!!」


 イルマさんの一喝で、背中を叩かれたみたいに背筋が伸びた。そのまま非常時訓練通りの反射行動で、全員イルマさんに傾注した。


「スーズ!!」


「イエス・マム!!」


「今すぐあのキチガイ共を止めな!! 搭乗割り、スーズは回収1号機。カニンガム回収2号機、この、緑のデカブツは……!」


 イルマさんが僕を見る。戦闘や操縦訓練は、十分に行っている。動かせない事は、……嘘だろ。


小惑星帯人ベルダーのくせに、こんな恵まれた所に住みやがってッ!!」


「物資をよこせッ!! 乗り込まれたら面倒だ、人質は多く要らん。デカブツを撃つぞ」


 物資不足の海賊か。砲塔がもう、こっちを向いている……!


「っ……退避ーーーッ!!?」


 青白い光がグワって広がって、雨のように振り注いでくる。直撃だ、間に合うもんか。死ぬ。リア、リアを守らないと。死んでも。


「動く……」


 巨大なしろがねの腕に、視界をふさがれる刹那。リアの呟く声が、僕には、はっきりと聞こえていた。



◇◇◇



 あれは無理矢理、レーザー粒子の収束率を上昇させた攻撃だったのだろうか。きっと二発目はレーザーが上手く収束できなかったんだろう。グズグズに砲塔が溶解している。


「ナマモノ入りかよ!!?」


 攻撃してきた機体から、音声が聞こえる。バイザー付きのパイロットはコンソールを操作して、故障した大口径レーザー・ランチャーを廃棄したみたいだ。


 突然、謎のデカい腕が球体から飛び出たかと思うと、僕たちをかばった。球体が壊れたわけじゃない。本当に近くで見ても、ぬっと腕が生えて、突き出ているようにしか見えない。


「お兄ちゃん!!!」


 リアが球体に向けて指をさしている。彼女も耳を押さえている。耳が痛い。でも、みんなを守るために、今はッ!!


「何か」を感じる方に、思いっきり飛び込む!! 眩しい、光って、光って、光っている。虹色の渦の中、確かに見える……!


「(コックピット! これは、流体保護材!?)」


 流体保護材。主に超高速で動く専用機体の操縦に用いられる。コックピット全部を満たすクッション性のある、非正規品のジェル状重力加速軽減材に似ている。


 もがいてそのままコックピットに座る。呼吸もできている。聞こえる。どうすれば良いか「コイツ」が、全部僕に聞かせてくれるッ!!


「死ねよやぁあああああっっ!!!」


 ブースターをひらめかせて、バイザー付きが迫る。伸びたレーザー・ソードをきらめかせて、確かに「コイツ」を貫いた。


「アロー!? くそったれ、よくもぉおッ!!?」


「お兄ちゃんなら、大丈夫…………」


「リア……?」


「戦うための力……その名は……!!」


「ブンれぇえッ!! 『マドナグ』!!!」


 しろがねの右腕がバイザー部品をガッチリ掴む。右管制みぎコントロールアームのスティックを、思いっきり引き込んで、バイザーごと引きちぎる!


「しまっ、メインカメラがッ!!?」


 武器、火器管制FCS、側頭部、ならッ!!


「そ・こ・だぁあああああああッッッ!!!!」


 引きちぎる勢いを利用して、同時に思いっきり身を乗り出す。頭突きを相手の胸部にねじ込んで、そのままトリガーを引く。頭部装甲が迫り上がり、毎秒64発のレーザー……じゃない!!?


「うわぁあああああああッッッ!!?」


 ドキュッ、ダダダダダって、なんか出た!!?


 とっさにパルス・シールドを構えたバイザー付きは、飛び出た何かを受けきれず、機体を穴だらけにされて、倒れて動かなくなった。


 撃墜、1機。


 敵を倒せた、守れた。みんなを、リアを。


「な、なんだ、アイツは……!?」


「今の攻撃、小さい光しか無かったぞ!?」


「ちっ……遮蔽が多すぎる! ランチャーで狙え、前に出ろ、前に!」


 敵機がレーザー・ランチャーを担いで、迫ってくる。前衛が攻撃を受けるつもりか、縦列に。


 落ち着け、今しか無い。ジャイロの初期化を確認。各部の走査波をアクティブ。敵機の位置を再確認。二時方向に直列。


 よし、フットペダルを強く、一気に踏み込む。


 反物質炉ジェネレーターが唸りを上げて、胸部の熱交換器ラジエーターが、放熱フィンから、機体の息吹を吐き出す。


 操作盤コンソールから脚部フィールドモーターに、膨大なエネルギー反応を確認。コイツは……!


「飛べる……!!」


 かっ飛ぶ。とてつもない勢いで、景色が後ろに回って流れていく。ブースターを吹かすまでもなく、距離800メートルを、たった一瞬で詰めれて。


「え……?」


「そぉおこぉおおおぉおッッ!!!?」


 十メートル大のバイザー付きに向けて、二十メートル大のマドナグが前方宙返りして、二体まとめて、突き出した両膝できずり潰した。


 なんて異常な出力。重力加速がキツい、キツ過ぎる。せめてパイロットスーツが欲しい。耳も痛い。これ、長くは持たない。


「う、あ……?」


 馬乗りにされたバイザー付き二体は、衝撃でパイロットが気絶したのか。多くの電装品から火花を飛び散らせて、複合センサーがあるはずのバイザーも、点灯せず沈黙している。


 撃墜、二機。


 なんとか、なんとか、止められた。勝てた。


 遠く、見慣れた先輩の機体ムクが表示されたと思った途端とたん。少し気を抜いたのがいけなかったのか、僕は意識を手放してしまって。


 これが、僕と彼「マドナグ」が、共に戦場を駆け抜ける日々の、始まりだった。



────────────────────────────────


 今回のまとめ。


 宇宙そらを征く為に必要な物は、星のみである。

 ローゼス製の製品は、自然科学と機械科学の結晶。データバンクも豊富で「宙域汎用人型機械」を製作しない方が非効率。


 主人公「アロー」君と「リア」ちゃん。回収機の「マドナグ」と出会う。

 アロー君。襲撃してきた謎のバイザー付きのロボットを、マドナグに乗り込んで三体撃破。後に操縦が従来機よりキツすぎて、気絶。


 新作投稿だよ!! SF宇宙戦記物で、ちょいエロもありだよ!! 言動はガッツリエロだって!? うん、一部そうねぇ?


 22話完結で書き終えてるので、夜もご安心。


 これ書いてるの、すんごく楽しい(欲望まみれの邪心スマイル)。


 願いを言う時は大きな声でッ!! 悪口を言う時は、もっと大きな声で、愛を沢山込めてッ!!


 マドナグにアローくんが乗り込んだシーンは、アニメで見たい! (1回目) オープニングのBGM付きで見たい! (1回目)


 Q。この小説のウリは? A。実在性の高い操縦猫写と、通信のやり取り。ヒロインの可愛らしさ「マドナグ」の変化。主人公「アロー」君の反発力などです。


 初回の反応を見てから、毎日投稿を初めたいと思います。今回はストレス展開と言えるような描写はあんまり無いです。無いよね? (ヾノ・∀・`)ナイナイ。


 あと1分だけお時間を下さい。面白かったと思ったり、続きに期待ができると思った方は、フォロー&★★★レビューで応援をお願いします!


 以下その方法と、主人公「アロー」君とヒロイン「リア」ちゃん。ついでに「マドナグ」の初回ご挨拶と、次回予告です。


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 アロー「はじめまして皆さん。恐縮だけど、応援よろしくお願いしますね〜👋(ふりふり)」


 リア「よろしくお願いしま〜す👋(ふりふり)」


 マドナグ「👋(ガション、ガション)」


 次回はマドナグの一部、敵対勢力の詳細も少し明らかに。宇宙艦艇からの出撃も、操縦と通信やり取りの実在性高く描写します。まさにロマン……!


 次回「出撃」……宇宙そらで遠慮は、命取り。

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