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ドMな教師・龍生とドSな生徒・大翔の禁断の関係……

俺には秘密がある。


元彼に両乳首にピアスを開けられたこと。


別れて一年も経つのに今でも外せずにいた……


授業中に動く度に擦れる両乳首のピアスにドM気質な俺は内心で興奮していた……



そんな俺を見て生徒の一人である塩屋大翔が笑っていることに気付いていなかった。


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


昼休みに入り、我慢の限界だった俺は授業が終わるなり理科準備室に入り、ドアを閉めシャツのボタンを外し乳首ピアスを弄りながら自慰を始めたのだが直後、理科準備室のドアがノックされたが俺の返事は待たずにガチャっと音を立てて開いた。


『は……ぁっ、ぁっ……』


理科準備室という、ある意味、閉鎖的で、その上職場で自慰しているという、背徳感と執着心に俺は、快楽を覚えてしまった。


『へぇ~、先生、すごい趣味してんだな』


どこか愉しげな口調で話しかけて来たのは

校内でもドSと噂の塩屋大翔だった。


『塩屋!?』


よりによって、ドSと噂されている奴に見つかるとは……


驚いて、自慰をしていた手が止まってしまった。


『驚かせて悪ぃな、続けていいぜ』


そうは言われても続けられる状況でも心境でもない……


『続きしないなら、手伝ってやろうか?』


ニヤリと嗤った塩屋は俺の目の前に来ると

両乳首のピアスを引っ張った。


『ぁっ!! やめろ……』


俺の反応を見て塩屋は更に強く引っ張った。


『やめろ? 両乳首のピアス引っ張られて、

感じてる、変態さんが何言ってんだか。


ズボン、脱げよ、気持ちよくしてやるぜ』


塩屋の《変態》という言葉に俺の体は反応を示してしまい、

指示された通りにズボンと下着を脱いだ。


『あはは、両方のピアス引っ張っただけで

おっ勃たせてんだから、やっぱり変態さんだな。


穂積先生ってドM気質なんだ』


塩屋は俺のものを掴み扱き始めた。


『ぁっ、やめ、ぁぁ……』


生徒の手であっさり射精させられてしまった……


『射精しちゃったね。


後ろの穴に指を入れるから力抜いとけよ』


塩屋の左手の人差し指が後ろの穴に触れた。


止める間もなくすんなりと入って来て前立腺を探り当てた。


『ひ、ぁっ、前立腺!! そこは駄目だ!!』


前立腺を擦られたら……


『我慢しなくていいんだぜ? ほら、イけよ』


グリッと前立腺を押されて俺はイってしまった。


『少しは力が抜けたな。


俺の挿入してやるから、また、イけよ』


指とは明らか違うものが宛がわれ、囁かれた言葉に焦った。


『それだけは!!』


間髪入れずに挿入されて高校生とは思えない大きなもので一気に最奥まで突かれた。


『ひっ!? ぁっ、塩屋、ぁぁっ!!』


元彼より大きいし、上手い……気持ちいい……


『ほら、声も我慢すんな、素直になれよ』


快楽にのまれた俺は思考を奪われ、塩屋の言葉に素直に従った。


『は、ぁっ、んっ、もっと、もっと、突いてくれ……』


『やっと素直になったな、なら遠慮なく』


一度ギリギリまで抜き、また一気に最奥まで突くを繰り返された。


『ぁっ、イく、イっちゃう……ぁぁっ!!』


『へぇ~、先生、ドライでイったんだ? 女の子みたいだな』


あ、中イキなんていつぶりだろうか……


『抜くよ』


俺はイかされたが塩屋はイっていないことに気付いた。


『お前、イってないよな?』



『大丈夫だから気にしないで(苦笑)』



苦笑しながらゆっくりと抜いた。


『手で扱いていいか?』


快楽でぐずぐずになった思考はもはや

理性などなく、本能だけで言葉を発してしていた。


『大丈夫だから、本当に気にしないで』


目の前で自慰を始めた塩屋の手に俺の手を重ねた。



『先生!!、いいから、見てて』


そっと俺の手をどかした。


『何で、俺の中で出さなかった?』


挿入られる前は少し反抗したが直ぐに快楽の海に

沈んで思考を持っていかれたし、塩屋に抱かれることに

喜びを覚えてしまった。


『無理やりみたいになっちまったけど

俺は穂積先生が好きなんだよ……


自慰してることより両乳首のピアスが

目に入った途端、理性が飛んだ……悪ぃ……


だから、せめて中に出さないようにと思ってな』


ドSなんて噂されているわりには紳士的だな。


『くっ、ぁっ、イくっ!!』


塩屋はブレザーのポケットからティッシュを取り出し

射精した手を拭こうとしたのを止めて、俺は精液の付着した右手をなめた。


これが塩屋の味……


『〔大翔〕、もう一度、抱いて、

それから、今度は精液、全部中に出してほしい……』


『〔龍生〕、本気か……? 告白しといてあれだけど

これ以上は後戻りできなくなるぞ……』


名前で呼び返してくれてほっとした。


『勿論本気だ。 この数十分の間で俺は

大翔に抱かれ喜びを知ってしまった。


今すぐにはこの両乳首のピアスを外すのは

難しいがいつか、大翔だけの独占欲の証がほしい』


生徒と教師という禁忌な関係だけど

俺は大翔と一緒にいたいと思った。


『わかった、俺の上に座れ。


龍生が満足するまで抱くから。


そうだな、独占欲の証か……


追々考えるとしよう。


それから、やっぱり、中に出すのはやめておこう』


何で? ここが理科準備室で事後処理が面倒だからか?


『最初の時はわかるが、今は俺がいいって言ってるのに

何で、そんなに、頑なに中に出そうとしないんだ?』


『最初が無理やりだったから、信じてくれるかわらないが龍生のことを大切にしたいし、機会はこれからもあるんだから、

ゆっくり焦らずにして行こぜ。


それに、午後の授業もあるし、

龍生は運動部の部活の顧問もしてるだろう(苦笑)』


あ、そういうことか……


ドSな部分もあるんだろうが、やっぱり紳士的だな。


『気使ってくれてありがとうな』


昼休みの間に最初の時と合わせ三回抱かれて二回は中イキしてしまった//////


『もうすぐ予鈴がなるな、教室に戻るな』


いつの間にかそんな時間になってたのか。


『教室に戻る前に連絡先交換しないか?


それから、俺達は恋人同士になったってことでいいんだよな?』


捲し立てるように訊いた俺に塩屋改め大翔は笑った。


『くすっ、そうだな、俺達は恋人だし、

連絡先は知りたいから交換するか』


よかった。


『じゃあ、教室戻るな。


本当は本鈴ギリギリまでいたいんだが

五時間目は望月の数学だからな(苦笑)


放課後、龍生が部活行く前に教官室行くから

待ってくれるか?』


『わかった、待っる』


連絡先を交換した。


大翔は教室へ、俺は次の授業の用意のため

教官室へ向かった。

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