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第二輪 輪郭。

家に帰り、日を改めると。

彼女は来なかった。どうして?


それはね....

仕事の日だったからだ。


なんて、ひとりで笑う、俺。

指輪を探しに来たのだ!


さぁーっ!!

探すぞーーーーーっ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーー............

明くる日も、何度も探しに向かう内に、

彼女から呼び出しをくらう。


別れよう


その言葉に、ショックを抱え込む自分。

しかし、忘れたくなくて、指輪を探してみたりした。もう、いないのに。


あ、また雨が降る。

いつの間にか探せない、季節が

やって来てしまった。


あー....雪か....。


もう、動かせない。寒さに負けるように。


冷えるかな?指輪....。


と、ぼやいてしまう程に、心はきっと

まだあの子を、感じ違っていた....。


きっと、、。

もう、いっかな....。


ただ帰る、俺はいた。

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