家に帰り、日を改めると。
彼女は来なかった。どうして?
それはね....
仕事の日だったからだ。
なんて、ひとりで笑う、俺。
指輪を探しに来たのだ!
さぁーっ!!
探すぞーーーーーっ!!
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明くる日も、何度も探しに向かう内に、
彼女から呼び出しをくらう。
別れよう
その言葉に、ショックを抱え込む自分。
しかし、忘れたくなくて、指輪を探してみたりした。もう、いないのに。
あ、また雨が降る。
いつの間にか探せない、季節が
やって来てしまった。
あー....雪か....。
もう、動かせない。寒さに負けるように。
冷えるかな?指輪....。
と、ぼやいてしまう程に、心はきっと
まだあの子を、感じ違っていた....。
きっと、、。
もう、いっかな....。
ただ帰る、俺はいた。