あれから、何年経っただろう....?
ただ生きてた俺に、手紙が。
あれ?
それは彼女からだった。
一言だ。そして、走った!!
【letter《レター》】を読むと....
指輪、探してこい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー............
俺は、雨もない晴天。
ガキの頃の指輪を探してみた。
あるわけない。
あるわけないけど...
あれさえあれば、俺は、キミとっ!!
お前とっ!!
一生居てくれたのか...??!!
なぁ....なにも、なにもかも、、。
ここにいたんだ。
俺は眼から涙が溢れた....。
ただ、人形のように、置かれている
彼女は、手の届くところで、指輪をつけていた
あのときの指輪。ルビーのおもちゃの指輪が
光ってた。くすみを取ったのだろう。
彼女に息は、もうない....。
ただ、俺は、キミの前までいって。
こう言っちゃったんだ。
お前