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第九輪  大たこ

あれから、何年経っただろう....?

ただ生きてた俺に、手紙が。


あれ?


それは彼女からだった。

一言だ。そして、走った!!

【letter《レター》】を読むと....

指輪、探してこい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー............

俺は、雨もない晴天。

ガキの頃の指輪を探してみた。


あるわけない。

あるわけないけど...

あれさえあれば、俺は、キミとっ!!

お前とっ!!

一生居てくれたのか...??!!

なぁ....なにも、なにもかも、、。


ここにいたんだ。


俺は眼から涙が溢れた....。

ただ、人形のように、置かれている

彼女は、手の届くところで、指輪をつけていた


あのときの指輪。ルビーのおもちゃの指輪が

光ってた。くすみを取ったのだろう。


彼女に息は、もうない....。


ただ、俺は、キミの前までいって。

こう言っちゃったんだ。


お前

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