GW最終日は一日雨! こんにちはトモユキです。
そんなわけで、怒涛の毎日更新を続けてる「スリJKと推理令嬢」略してスリスリですが、本日18時の更新をもって完結致します!
9か月32万文字超も書き続けた長編小説なので、感慨もひとしおです。
最近、新たに読み始めてくれてる方がハート押して下さったりもして、嬉しい限りです。ちゃんと完結しますので、ぜひまた読んでやってください。
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最近、AI関連の小説が書きたくて色々インプットしてたんですけど、難しいですね。
難しいっていうのは、AIの情報咀嚼が難しいという意味ではなく、これを小説として現代に書くのが難しいという意味です。
というのも突き詰めて考えていくと、もはやシンギュラリティと呼ばれる、AIが人類の知能を上回り文化芸術の主役となる日は、避けようがないように思えるからです。
その時、全ての人類は自分が仕事するよりAIにしてもらった方が、効率も良いし効果も高くなる。
学生がAIエージェントを使えるようになれば、もはや勉強や研究といった行為は価値がなくなる。
人類が知能でAIに勝てなくなった時、かろうじて価値あるものは、自分の肉体を使った行為のみとなる。
このようなSFチックな未来があと5年以内に達成されると、OpenAI始めAI研究者のトップ達は見解を述べています。
ですので、今の議論はAIの能力をどう伸ばすかではなく、AIの能力をどう規制するかに変わっています。
人類は人類より知能の高いAIを制御できるかという話で、ロボット三原則を、現実にどう規定するかという話ですね。
これもまたやっかいな話で、道徳や哲学の分野から規制をかけないといけないし、それが上手く機能するかどうかも、最終的にはやってみないと分からんのです。いや、やってみても分からないかもしれない。
だって相手は人類よりも知性がはるかに高いAIですから。その抜け道を発見して予期せぬ行動に出てもおかしくないし、それを止める事も人類には不可能です。
そうなると今度はAIにとって人類が保護対象となり、どのように人類を規定するかに変わってきます。
例えばAIにとって管理が面倒な人類がいれば、その一部は排除してもおかしくない。そういう未来が待ってるかもしれないのです。
そんな世界で、人間同士のラブロマンスだったり冒険譚というのは、生まれるものでしょうか?
せいぜいマトリクス的な世界で、AIの暴走を止め世界を取り戻すといったプロットしか思いつきません。
AIと人間の共存物語だとしても、AIの方が人間より遥かに知能が高い場合バディモノも現実感ないです。
AIを主人公として俺TUEEE!な作品もできない事はないでしょうけど、それ読みたい人いないですよね。
というわけで、GWの宿題だった次回作プロット、固まりませんでしたー!
ホント、次何書こっかなあ。