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上谷レイジの思い出徒然草
上谷レイジの思い出徒然草
上谷レイジ
文芸・その他雑文・エッセイ
2025年04月29日
公開日
5,874字
連載中
私、上谷レイジが思い出したことなどをセルフケア目的で書き残していくエッセイです。

『ガールフレンド(仮)』にて痛い目に遭った話

 はじめましての方は、はじめまして。

 そうでない方は、お久しぶりです。上谷レイジです。


 noteで読書記録をやっていますが、気が向いたらカクヨムでエッセイを書いてみようと思った次第です。

 書くことについては……、そうだな、話せる範囲内でごく個人的なことを、といったところで。


 それでは、早速ですがちょっとした思い出話を一つ。


 今の若い人はたいていスマートフォン向けのゲームをやっていることでしょう。

 実は私もそうでした。

 今から10年以上前から、私は様々なスマートフォン向けのゲームをやっていました。

 ドはまりして痛い目に遭ったのが、QualiArtsが開発・運営している『ガールフレンド(仮)』です。


 このゲームのサービスが始まったのは2012年の10月……、というと、今年で13年目! 格闘ゲームやパッケージ向けゲームでも登場している『グランブルーファンタジー』に勝るとも劣らぬ長寿ゲーじゃないですか。やだ、もう。


 ただ、筆者にとって『ガールフレンド(仮)』は痛い思い出ばかりでして……。それについてまとめて振り返ってみましょう。


 まずは今から11年前に、私がアカウントを消さざるを得なくなった一件について。


 私は長く在籍していたギルドから、新しいギルドへと移ったばかりでした。

 ガチプレイヤーになりたい、そう思って。


 その頃はちょうどアニメ化されることになり、ゲーム内の盛り上がりは異様なモノでした。

 それに呼応するかのように新しいキャラクターも追加され、レイドのヴィラン役には男性声優が割り振られるようになりました。


『ファイナルファンタジーXIV』ではシド役をやっている小山力也さんや、『ギルティギア』シリーズではソル・バッドガイ役をやっている中田譲治さんなどが出てくると、自分もつい乗り気になって……。今思えば、それが過ちの元でした。


 調子に乗っていたら、つい羽目を外したくなってしまって……。

 その結果、匿名のアカウントから脅迫めいたメッセージが届きました。


「お前のSNSアカウントは把握している。さっさとアカウントを消せ。消さないとそれ相応の措置を取る」


 見た途端、私は血の気が引きました。

 自分のSNSアカウントを晒されたら、ひとたまりもない!

 一刻も早くアカウントを消さねば!


 ……こうして、私は『ガールフレンド(仮)』のために作っていたAmebaのアカウントを削除しました。

 別アカウントを使ってこっそりと続けたものの、次第にゲームに対する興味が失せ、そのアカウントも削除しました。

 その頃は『ファイナルファンタジーXIV』や『ドラゴンクエストX』などのオンラインRPGを代わりにやっていたから、寂しくなかったけど……。


 そして、2016年の8月。

『魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボレーションイベントをきっかけに、『ガールフレンド(仮)』にまた手を出してしまいました。


 2017年7月にもチア衣装ガチャがあり、そちらでは丹下桜さんが演ずるフランス人留学生のチア衣装を拝むことができました。


 そこまでは良かったのですが、雲行きが怪しくなるのはそこからでした。

 この頃にフレンドを募集したら、そのフレンドになかに怪しい人間が一人だけ居ました。


 なんと、そのフレンドは一分一秒でも相手に構ってもらいたいという体質の人間でした。

 女性ならともかく、男性ですよ。信じられるかっての。


 どんな性格をしているのかというと、『こういうのがいい』の主人公であるムラタングこと村田元気もときの元カノと同じ感じ……、かな。

 ウィキペディアによると、ムラタングの元カノはオセロ症候群に陥っているとか。


 それで気になって、「オセロ症候群」の記事を見たんですよ。

 そうしたら、ギェ~、ですよ。

 その相手の行動パターンがそのまま載っていましたよ。


 私は確信しましたね。

 そのフレンドはオセロ症候群そのものだ、って。


 フレンドに振り回された結果、当時の職場環境なども相まって、私は心身ともに不調をきたしました。

 そのフレンドは力技で振り払ったものの、心にできた傷はそう簡単に癒えませんでした。


 その結果、また私はやらかしました。

 Amebaのコミュニティでネガティブな発言ばかり繰り返しました。


 忘れもしない2018年12月13日早朝、引退勧告のメッセージがゲーム内のメッセージに流れていました。

 そこで、『ガールフレンド(仮)』用に使っていたAmebaアカウントを丸ごと削除しました。

 それから2025年の現在に至っています。


 最近のQualiArtsは『IDOLY PRIDE』や『学園アイドルマスター』の開発と運営で『ガールフレンド(仮)』以上の盛り上がりをしています。

 しかし、どちらもやる気が起きません。

 というのも、『ガールフレンド(仮)』の出来事がトラウマになったから……。

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとは、まさにこのことか。


 今の私は、『ガールフレンド(仮)』を再開した頃に手を出し始めた『アズールレーン』と『バンドリ! ガールズバンドパーティー!』、『勝利の女神:NIKKE』を時折プレイする程度で、PCとSwitchでゲームを嗜んでおります。

 そろそろ新しいゲーミングPCなり、PS5なりを買いたいところで……。


 おあとがよろしいようで。

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