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異世界転移者のアサシンは、現代世界で、売れ残りでも最高にうまい焼きイモを食う。
異世界転移者のアサシンは、現代世界で、売れ残りでも最高にうまい焼きイモを食う。
一二八(イイニワ)八二ー(ワニー)
現代ファンタジー異能バトル
2025年05月01日
公開日
10.2万字
連載中
異世界転移をテーマにした、チョッとしたアクションと日常のチョッとしたユーモアが融合した成長物語にようこそ! ファンタジー要素と日常のチョッとしたユーモアが絶妙に組み合わさった作品。 主人公は、転移前の世界では暗殺者として名を馳せたアサシン。 しかし、今では珍しい移動販売の焼きイモ屋さんの見習い店員として新たな人生を歩んでいます。 彼の容姿は、銀髪ロングのポニーテールに切れ長のパープルアイ、高身長と、まるで2.5次元の世界から飛び出してきたモデルのような超美形! ルノーン界から転移して来た彼は、ある作品では主人公の1人であることが判明します。 今後、彼は異世界である現代日本の師匠の元で立派な焼きイモ屋さんになれるのでしょうか? それとも新たな試練が待ち受けているのでしょうか? 彼の成長物語がどのように展開して行くのか、お楽しみいただけましたら幸いです。 さあ、彼と一緒に未知の冒険に、ご一緒に行かれませんか?

第1話 サブタイトル 暗殺だけがアサシンの死事《しごと》じゃねーんだぜ!

1話 プロローグ


「あ、あれ? ここは何処……と言うか、俺はどのぐらい意識が無かったんだ? か、体が痛いぞぉ~」


 意識を戻した俺は、起き上がり、周りを見回しながら背中と腰をさすっていた。


(体が痛いのは、石のベンチで気を失っていたからかぁ……)


 見覚えのある景色にホッとして、父さんからもらった服をビシッと整える。


「死なないで良かったけど、俺のイメージとはかなりズレてしまったよ。兄さん」


 見慣れた景色に俺の心は高鳴り、歩き始める。


「俺が、ここで生きて行くことを決めたんだ!」


 歩みが徐々に早くなり、呼吸がどんどん上がっていく。


「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」


 何故なら俺は走っているからだ。



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